【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の西鉄太宰府線 (西鉄二日市駅～太宰府駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.7万円/坪(7.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +67.1％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 18 件(１年前(2019年)に比べて +157.1％( +11件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 160.2 坪 (昨年 146.1 坪から +9.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。西鉄二日市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは太宰府駅で昨年に比べ +273.3 ％、坪単価は 20.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(太宰府駅)は +273.3 ％(坪単価 +14.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(西鉄五条駅)は -19.8 ％(坪単価 -6.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.0 分 → 2020年 16.2 分、-29.5 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 14.3 ％ → 2020年 5.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西鉄二日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.6万円/坪(8.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +69.5％( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった太宰府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +273.3％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて +233.3％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 西鉄太宰府線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 西鉄二日市駅 | 27.6万/坪 (155坪) | 16.3万/坪 (93.3坪) | - |
| 西鉄五条駅 | 27.4万/坪 (74.1坪) | 34.1万/坪 (46.9坪) | 26.7万/坪 (67.6坪) |
| 太宰府駅 | 20.3万/坪 (201坪) | 5.4万/坪 (232坪) | 17.3万/坪 (75.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
太宰府駅 20.3 万/坪(昨年同期比 +273.3 ％)
太宰府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.3万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +273.3％( +14.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて +233.3％( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 201.0 坪 (昨年 231.9 坪から -13.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 27.0 分 → 2020年 20.3 分、-24.8 ％と大きく減少)
西鉄五条駅 27.4 万/坪(昨年同期比 -19.8 ％)
西鉄五条駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.4万円/坪(8.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -19.8％( -6.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 74.1 坪 (昨年 46.9 坪から +58.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 14.0 分、+250.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示