【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期の福岡市箱崎線 (中洲川端駅～貝塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 171万円/坪(51.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +58.8％( +63.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2020年)に比べて -69.2％( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 113.3 坪から -70.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。箱崎九大前駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは千代県庁口駅で昨年に比べ -54.4 ％、坪単価は 36.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(箱崎九大前駅)は -8.2 ％(坪単価 -6.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(千代県庁口駅)は -54.4 ％(坪単価 -43.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 7.2 分 → 2021年 4.5 分、-37.1 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 53.8 ％ → 2021年 25.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった箱崎九大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.6万円/坪(21.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -8.2％( -6.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった千代県庁口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.1万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -54.4％( -43.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 福岡市箱崎線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中洲川端駅 | 506万/坪 (25.7坪) | - | - |
| 呉服町駅 | - | 224万/坪 (45.9坪) | 184万/坪 (81.7坪) |
| 千代県庁口駅 | 36.1万/坪 (16.6坪) | 79.1万/坪 (72.6坪) | - |
| 馬出九大病院前駅 | - | 68.4万/坪 (137坪) | - |
| 箱崎宮前駅 | - | - | 63.9万/坪 (74.1坪) |
| 箱崎九大前駅 | 70.6万/坪 (45.4坪) | 77.0万/坪 (41.6坪) | - |
| 貝塚駅 | - | 70.8万/坪 (424坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
箱崎九大前駅 70.6 万/坪(昨年同期比 -8.2 ％)
箱崎九大前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.6万円/坪(21.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -8.2％( -6.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 41.6 坪から +9.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.5 分 → 2021年 6.0 分、+71.4 ％と大きく増加)
千代県庁口駅 36.1 万/坪(昨年同期比 -54.4 ％)
千代県庁口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.1万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -54.4％( -43.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2020年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 72.6 坪から -77.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 10.0 分 → 2021年 2.0 分、-80.0 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示