【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年7月〜9月期の福岡市箱崎線 (中洲川端駅~貝塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 117万円/坪(35.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -16.6%( -23.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(1年前(2020年)に比べて +175.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 47.7 坪 (昨年 87.7 坪から -45.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。貝塚駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは千代県庁口駅で昨年に比べ +172.5 %、坪単価は 142 万円/坪となった。
上位 1 駅(千代県庁口駅)は +172.5 %(坪単価 +89.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(呉服町駅)は -85.7 %(坪単価 -352.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 8.2 分 → 2021年 7.1 分、-14.0 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 27.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった千代県庁口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(42.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +172.5%( +89.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった呉服町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.6万円/坪(17.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -85.7%( -352.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
福岡市箱崎線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中洲川端駅 | 194万/坪 (59.5坪) | - | 192万/坪 (46.9坪) |
呉服町駅 | 58.6万/坪 (20.4坪) | 411万/坪 (112坪) | 139万/坪 (84.7坪) |
千代県庁口駅 | 142万/坪 (55.0坪) | 51.9万/坪 (21.2坪) | - |
馬出九大病院前駅 | 18.8万/坪 (19.7坪) | - | 75.1万/坪 (66.6坪) |
箱崎宮前駅 | 80.8万/坪 (27.2坪) | - | 71.9万/坪 (71.6坪) |
箱崎九大前駅 | - | - | 49.6万/坪 (54.5坪) |
貝塚駅 | 66.1万/坪 (93.8坪) | 49.8万/坪 (109坪) | 41.0万/坪 (138坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
千代県庁口駅 141.6 万/坪(昨年同期比 +172.5 %)
千代県庁口駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 142万円/坪(42.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +172.5%( +89.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.0 坪 (昨年 21.2 坪から +159.5 %増)。
呉服町駅 58.6 万/坪(昨年同期比 -85.7 %)
呉服町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.6万円/坪(17.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -85.7%( -352.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 20.4 坪 (昨年 111.9 坪から -81.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 3.0 分 → 2021年 11.0 分、+266.7 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示