【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年7月〜9月期の福岡市箱崎線 (中洲川端駅～貝塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 141万円/坪(42.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +57.6％( +51.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて -60.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 87.7 坪 (昨年 82.9 坪から +5.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。貝塚駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは呉服町駅で昨年に比べ +195.8 ％、坪単価は 411 万円/坪となった。
上位 1 駅(呉服町駅)は +195.8 ％(坪単価 +272.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(貝塚駅)は +21.6 ％(坪単価 +8.8 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.1 分 → 2020年 8.2 分、+61.8 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 30.0 ％ → 2020年 25.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった呉服町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 411万円/坪(124万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +195.8％( +272.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった貝塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.8万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.6％( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
| 福岡市箱崎線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中洲川端駅 | - | 192万/坪 (46.9坪) | 237万/坪 (60.5坪) |
| 呉服町駅 | 411万/坪 (112坪) | 139万/坪 (84.7坪) | 111万/坪 (45.4坪) |
| 千代県庁口駅 | 51.9万/坪 (21.2坪) | - | 126万/坪 (131坪) |
| 馬出九大病院前駅 | - | 75.1万/坪 (66.6坪) | - |
| 箱崎宮前駅 | - | 71.9万/坪 (71.6坪) | 60.8万/坪 (37.8坪) |
| 箱崎九大前駅 | - | 49.6万/坪 (54.5坪) | 1.7万/坪 (33.3坪) |
| 貝塚駅 | 49.8万/坪 (109坪) | 41.0万/坪 (138坪) | 49.0万/坪 (245坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
呉服町駅 411.0 万/坪(昨年同期比 +195.8 ％)
呉服町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 411万円/坪(124万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +195.8％( +272.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 84.7 坪から +32.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 6.5 分 → 2020年 3.0 分、-53.8 ％と大きく減少)
貝塚駅 49.8 万/坪(昨年同期比 +21.6 ％)
貝塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.8万円/坪(15.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +21.6％( +8.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 108.9 坪 (昨年 138.4 坪から -21.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.0 分 → 2020年 12.0 分、+100.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示