【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の福岡市七隈線 (橋本駅~博多駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.7万円/坪(30.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -14.8%( -17.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2023年)に比べて -91.3%( -157件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.8 坪 (昨年 96.2 坪から -7.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。金山駅、別府駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは六本松駅で昨年に比べ +185.7 %、坪単価は 501 万円/坪となった。
上位 2 駅(六本松駅、別府駅)は +107.7 %(坪単価 +179.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(次郎丸駅、野芥駅)は -82.2 %(坪単価 -39.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.1 分 → 2024年 20.1 分、+33.2 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった六本松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 501万円/坪(152万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +185.7%( +325.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった次郎丸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -92.2%( -47.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
福岡市七隈線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
橋本駅 | 36.8万/坪 (200坪) | 36.9万/坪 (158坪) | 26.9万/坪 (129坪) |
次郎丸駅 | 4.0万/坪 (157坪) | 51.6万/坪 (77.7坪) | 44.4万/坪 (99.6坪) |
賀茂駅 | - | 54.5万/坪 (102坪) | 45.7万/坪 (98.1坪) |
野芥駅 | 12.3万/坪 (83.2坪) | 44.0万/坪 (101坪) | 32.8万/坪 (76.6坪) |
梅林駅 | 30.5万/坪 (59.0坪) | 37.7万/坪 (98.8坪) | 29.1万/坪 (65.9坪) |
福大前駅 | - | 33.6万/坪 (75.2坪) | 38.5万/坪 (77.8坪) |
七隈駅 | 63.4万/坪 (89.2坪) | 54.5万/坪 (95.5坪) | 51.4万/坪 (68.3坪) |
金山駅 | 64.0万/坪 (39.3坪) | 49.7万/坪 (88.2坪) | 52.3万/坪 (80.4坪) |
茶山駅 | 68.1万/坪 (51.4坪) | 78.4万/坪 (125坪) | 58.0万/坪 (53.9坪) |
別府駅 | 144万/坪 (40.8坪) | 111万/坪 (77.6坪) | 104万/坪 (91.6坪) |
六本松駅 | 501万/坪 (99.8坪) | 175万/坪 (84.2坪) | 78.3万/坪 (119坪) |
桜坂駅 | - | 140万/坪 (161坪) | 94.8万/坪 (105坪) |
薬院大通駅 | - | 228万/坪 (108坪) | 207万/坪 (96.8坪) |
薬院駅 | - | 384万/坪 (57.5坪) | 235万/坪 (69.3坪) |
渡辺通駅 | 136万/坪 (59.0坪) | 269万/坪 (35.7坪) | 213万/坪 (62.5坪) |
天神南駅 | 260万/坪 (42.4坪) | 742万/坪 (55.2坪) | 254万/坪 (19.7坪) |
櫛田神社前駅 | - | 465万/坪 (96.8坪) | - |
博多駅 | - | 296万/坪 (74.9坪) | 185万/坪 (89.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
六本松駅 500.9 万/坪(昨年同期比 +185.7 %)
六本松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 501万円/坪(152万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +185.7%( +325.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.0%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 84.2 坪から +18.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.3 分 → 2024年 8.0 分、-29.2 %と大きく減少)
別府駅 144.5 万/坪(昨年同期比 +29.7 %)
別府駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 144万円/坪(43.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +29.7%( +33.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 77.6 坪から -47.4 %減)。
次郎丸駅 4.0 万/坪(昨年同期比 -92.2 %)
次郎丸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.0万円/坪(1.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -92.2%( -47.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -90.9%( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 157.3 坪 (昨年 77.7 坪から +102.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 14.0 分 → 2024年 30.0 分、+114.3 %と大きく増加)
野芥駅 12.3 万/坪(昨年同期比 -72.1 %)
野芥駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.3万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -72.1%( -31.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -93.1%( -27件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.2 坪 (昨年 101.2 坪から -17.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.5 分 → 2024年 45.0 分、+83.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示