
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年4月〜6月期の山陽新幹線 (小倉駅~博多駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(46.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +45.2%( +47.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(1年前(2018年)に比べて -11.1%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 73.6 坪 (昨年 98.7 坪から -25.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。博多駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは博多駅で昨年に比べ +87.8 %、坪単価は 369 万円/坪となった。
上位 1 駅(博多駅)は +87.8 %(坪単価 +172.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小倉駅)は -62.7 %(坪単価 -36.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 16.7 % → 2019年 6.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 369万円/坪(112万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +87.8%( +172.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -62.7%( -36.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小倉駅 | 22.0万/坪 (95.3坪) | 58.9万/坪 (107坪) | 12.8万/坪 (49.0坪) |
博多駅 | 369万/坪 (37.6坪) | 196万/坪 (83.2坪) | 206万/坪 (78.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
博多駅 368.6 万/坪(昨年同期比 +87.8 %)
博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 369万円/坪(112万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +87.8%( +172.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 37.6 坪 (昨年 83.2 坪から -54.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 14.8 分 → 2019年 10.5 分、-29.2 %と大きく減少)
小倉駅 22.0 万/坪(昨年同期比 -62.7 %)
小倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.0万円/坪(6.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -62.7%( -36.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて -16.7%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 106.5 坪から -10.5 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 22.1 分 → 2019年 24.8 分、+12.3 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示