
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜12月期の九州新幹線 (博多駅~筑後船小屋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 112万円/坪(33.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -44.0%( -87.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 58 件(1年前(2018年)に比べて +34.9%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 102.7 坪 (昨年 100.9 坪から +1.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。筑後船小屋駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは筑後船小屋駅で昨年に比べ +64.1 %、坪単価は 6.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(筑後船小屋駅)は +64.1 %(坪単価 +2.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は +0.8 %(坪単価 +2.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 14.9 分 → 2019年 20.1 分、+34.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 9.3 % → 2019年 5.2 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 306万円/坪(92.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +0.8%( +2.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -25.9%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった筑後船小屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +64.1%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +140.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
九州新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
博多駅 | 306万/坪 (46.8坪) | 303万/坪 (82.2坪) | 147万/坪 (86.2坪) |
久留米駅 | 19.2万/坪 (128坪) | 18.3万/坪 (127坪) | 17.5万/坪 (81.8坪) |
筑後船小屋駅 | 6.1万/坪 (137坪) | 3.7万/坪 (149坪) | 5.7万/坪 (133坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
筑後船小屋駅 6.1 万/坪(昨年同期比 +64.1 %)
筑後船小屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +64.1%( +2.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2018年)に比べて +140.0%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 136.6 坪 (昨年 148.8 坪から -8.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 28.0 分 → 2019年 38.3 分、+36.9 %と大きく増加)
博多駅 305.5 万/坪(昨年同期比 +0.8 %)
博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 306万円/坪(92.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +0.8%( +2.5万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2018年)に比べて -25.9%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.8 坪 (昨年 82.2 坪から -43.1 %減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 5.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示