
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期の九州新幹線 (博多駅~筑後船小屋駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.9万円/坪(21.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -83.5%( -354.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(1年前(2018年)に比べて +14.3%( +2件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 78.4 坪 (昨年 147.4 坪から -46.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。久留米駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは久留米駅で昨年に比べ +14.9 %、坪単価は 22.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(久留米駅)は +14.9 %(坪単価 +3.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(博多駅)は -62.1 %(坪単価 -375.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 11.2 分 → 2019年 17.2 分、+53.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 21.4 % → 2019年 12.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -62.1%( -375.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった久留米駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
九州新幹線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
博多駅 | 229万/坪 (50.7坪) | 604万/坪 (108坪) | 52.9万/坪 (83.2坪) |
久留米駅 | 22.8万/坪 (82.6坪) | 19.8万/坪 (236坪) | 10.0万/坪 (160坪) |
筑後船小屋駅 | 5.6万/坪 (97.6坪) | - | 4.9万/坪 (34.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
久留米駅 22.8 万/坪(昨年同期比 +14.9 %)
久留米駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +14.9%( +3.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(1年前(2018年)に比べて +60.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 235.6 坪から -64.9 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 15.2 分 → 2019年 18.9 分、+24.2 %と大きく増加)
博多駅 228.5 万/坪(昨年同期比 -62.1 %)
博多駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 229万円/坪(69.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -62.1%( -375.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2018年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 108.2 坪から -53.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 9.0 分 → 2019年 16.0 分、+77.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示