【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の甘木鉄道甘木線 (小郡駅～甘木駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.9万円/坪(1.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -35.1％( -2.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 27 件(１年前(2020年)に比べて +58.8％( +10件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 132.5 坪 (昨年 164.2 坪から -19.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。甘木駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは今隈駅で昨年に比べ -78.7 ％、坪単価は 2.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(甘木駅)は -19.1 ％(坪単価 -1.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(今隈駅)は -78.7 ％(坪単価 -8.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 5.9 ％ → 2021年 3.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった甘木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -19.1％( -1.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +9.1％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山隈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.1万円/坪(0.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -76.6％( -3.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 甘木鉄道甘木線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小郡駅 | - | - | - |
| 大板井駅 | - | 8.8万/坪 (284坪) | - |
| 松崎駅 | 9.2万/坪 (109坪) | - | 3.9万/坪 (144坪) |
| 今隈駅 | 2.2万/坪 (100坪) | 10.4万/坪 (59.0坪) | 4.4万/坪 (202坪) |
| 西太刀洗駅 | 4.7万/坪 (125坪) | - | 13.1万/坪 (60.5坪) |
| 山隈駅 | 1.1万/坪 (159坪) | 4.6万/坪 (49.9坪) | 3.7万/坪 (269坪) |
| 太刀洗駅 | 5.3万/坪 (271坪) | - | 3.5万/坪 (545坪) |
| 高田駅 | - | 4.2万/坪 (178坪) | 3.1万/坪 (393坪) |
| 甘木駅 | 6.1万/坪 (109坪) | 7.6万/坪 (185坪) | 7.3万/坪 (98.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
甘木駅 6.1 万/坪(昨年同期比 -19.1 ％)
甘木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.1万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -19.1％( -1.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +9.1％( +1件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 108.8 坪 (昨年 185.4 坪から -41.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2020年 9.1 ％ → 2021年 8.3 ％)
今隈駅 2.2 万/坪(昨年同期比 -78.7 ％)
今隈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.2万円/坪(0.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -78.7％( -8.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 100.2 坪 (昨年 59.0 坪から +69.9 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.0 分 → 2021年 18.6 分、+86.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示