【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期の甘木鉄道甘木線 (小郡駅～甘木駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +33.7％( +1.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2019年)に比べて -19.0％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 164.2 坪 (昨年 181.9 坪から -9.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山隈駅、高田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは今隈駅で昨年に比べ +136.5 ％、坪単価は 10.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(今隈駅)は +136.5 ％(坪単価 +6.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(甘木駅)は +4.5 ％(坪単価 +0.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 4.8 ％ → 2020年 5.9 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 18.5 分 → 2020年 29.2 分、+57.8 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった今隈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +136.5％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった高田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.2万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +37.7％( +1.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 甘木鉄道甘木線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小郡駅 | - | - | - |
| 大板井駅 | 8.8万/坪 (284坪) | - | - |
| 松崎駅 | - | 3.9万/坪 (144坪) | - |
| 今隈駅 | 10.4万/坪 (59.0坪) | 4.4万/坪 (202坪) | 0.3万/坪 (33.3坪) |
| 西太刀洗駅 | - | 13.1万/坪 (60.5坪) | 11.2万/坪 (84.7坪) |
| 山隈駅 | 4.6万/坪 (49.9坪) | 3.7万/坪 (269坪) | 4.6万/坪 (545坪) |
| 太刀洗駅 | - | 3.5万/坪 (545坪) | 5.6万/坪 (393坪) |
| 高田駅 | 4.2万/坪 (178坪) | 3.1万/坪 (393坪) | - |
| 甘木駅 | 7.6万/坪 (185坪) | 7.3万/坪 (98.7坪) | 7.3万/坪 (187坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
今隈駅 10.4 万/坪(昨年同期比 +136.5 ％)
今隈駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +136.5％( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 201.7 坪から -70.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 23.0 分 → 2020年 10.0 分、-56.5 ％と大きく減少)
甘木駅 7.6 万/坪(昨年同期比 +4.5 ％)
甘木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.6万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +4.5％( +0.3万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 185.4 坪 (昨年 98.7 坪から +87.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 22.3 分 → 2020年 36.2 分、+62.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示