【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年10月〜12月期のJR御殿場線 (国府津駅~谷峨駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -38.9%( -8.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(1年前(2022年)に比べて -47.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 96.2 坪 (昨年 84.3 坪から +14.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。東山北駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは下曽我駅で昨年に比べ +242.6 %、坪単価は 33.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(下曽我駅)は +242.6 %(坪単価 +23.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相模金子駅)は -89.1 %(坪単価 -27.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 14.1 分 → 2023年 12.4 分、-11.9 %と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2022年 11.8 % → 2023年 11.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国府津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.8万円/坪(10.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +8.8%( +2.9万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -80.0%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相模金子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -89.1%( -27.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR御殿場線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国府津駅 | 35.8万/坪 (182坪) | 32.9万/坪 (60.2坪) | 28.9万/坪 (88.5坪) |
下曽我駅 | 33.1万/坪 (39.3坪) | 9.6万/坪 (62.8坪) | 16.5万/坪 (73.6坪) |
上大井駅 | - | - | - |
相模金子駅 | 3.4万/坪 (24.2坪) | 31.2万/坪 (34.4坪) | 18.3万/坪 (139坪) |
松田駅 | 0.08万/坪 (254坪) | - | 11.6万/坪 (30.3坪) |
東山北駅 | 12.5万/坪 (87.7坪) | 9.8万/坪 (43.9坪) | 7.7万/坪 (169坪) |
山北駅 | 7.3万/坪 (79.4坪) | - | - |
谷峨駅 | - | 0.9万/坪 (575坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
下曽我駅 33.1 万/坪(昨年同期比 +242.6 %)
下曽我駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.1万円/坪(10.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +242.6%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.3 坪 (昨年 62.8 坪から -37.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 13.7 分 → 2023年 18.0 分、+31.7 %と大きく増加)
相模金子駅 3.4 万/坪(昨年同期比 -89.1 %)
相模金子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.4万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -89.1%( -27.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 34.4 坪から -29.7 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 8.0 分 → 2023年 11.0 分、+37.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示