【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期のJR南武支線 (尻手駅～浜川崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 130万円/坪(39.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -42.9％( -97.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2019年)に比べて +40.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 42.8 坪 (昨年 41.2 坪から +3.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。全ての駅において下落した。八丁畷駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは尻手駅で昨年に比べ -47.7 ％、坪単価は 132 万円/坪となった。
上位 1 駅(八丁畷駅)は -17.0 ％(坪単価 -26.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尻手駅)は -47.7 ％(坪単価 -120.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 ％ → 2020年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.4 分 → 2020年 12.1 分、+64.1 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった尻手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(39.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -47.7％( -120.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった八丁畷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -17.0％( -26.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR南武支線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 尻手駅 | 132万/坪 (57.1坪) | 252万/坪 (40.3坪) | 81.5万/坪 (87.0坪) |
| 八丁畷駅 | 127万/坪 (23.7坪) | 153万/坪 (43.9坪) | 128万/坪 (66.6坪) |
| 川崎新町駅 | - | - | - |
| 小田栄駅 | - | - | - |
| 浜川崎駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八丁畷駅 126.7 万/坪(昨年同期比 -17.0 ％)
八丁畷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 127万円/坪(38.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -17.0％( -26.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 23.7 坪 (昨年 43.9 坪から -46.0 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 4.0 分 → 2020年 16.0 分、+300.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 33.3 ％)
尻手駅 131.8 万/坪(昨年同期比 -47.7 ％)
尻手駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 132万円/坪(39.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -47.7％( -120.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 57.1 坪 (昨年 40.3 坪から +41.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2019年 8.2 分 → 2020年 9.2 分、+12.1 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示