【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の箱根登山鉄道線 (小田原駅~強羅駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.6万円/坪(12.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +43.5%( +12.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて -13.3%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 187.0 坪 (昨年 104.6 坪から +78.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(小田原駅)は +191.2 %(坪単価 +71.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(強羅駅)は -48.4 %(坪単価 -3.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 27.8 分 → 2022年 41.0 分、+47.5 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 13.3 % → 2022年 7.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +191.2%( +71.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった強羅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -48.4%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
箱根登山鉄道線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
小田原駅 | 108万/坪 (172坪) | 37.2万/坪 (55.1坪) | 33.3万/坪 (86.6坪) |
箱根板橋駅 | 24.5万/坪 (93.8坪) | 45.1万/坪 (33.3坪) | 29.6万/坪 (52.0坪) |
風祭駅 | - | - | - |
入生田駅 | - | 18.9万/坪 (31.8坪) | 8.4万/坪 (49.9坪) |
箱根湯本駅 | - | - | - |
大平台駅 | - | - | - |
宮ノ下駅 | - | - | - |
小涌谷駅 | 4.8万/坪 (135坪) | - | 2.5万/坪 (39.3坪) |
彫刻の森駅 | - | - | - |
強羅駅 | 3.2万/坪 (307坪) | 6.3万/坪 (252坪) | 3.1万/坪 (339坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小田原駅 108.3 万/坪(昨年同期比 +191.2 %)
小田原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 108万円/坪(32.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +191.2%( +71.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて -55.6%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 172.4 坪 (昨年 55.1 坪から +212.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 17.1 分 → 2022年 10.5 分、-38.6 %と大きく減少)
強羅駅 3.2 万/坪(昨年同期比 -48.4 %)
強羅駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.2万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -48.4%( -3.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 306.5 坪 (昨年 251.8 坪から +21.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 64.8 分 → 2022年 48.7 分、-24.8 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示