【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年4月〜12月期の京浜急行大師線 (京急川崎駅~小島新田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 122万円/坪(37.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +13.4%( +14.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2019年)に比べて -25.0%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.5 坪 (昨年 41.6 坪から +21.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東門前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東門前駅で昨年に比べ +66.6 %、坪単価は 158 万円/坪となった。
上位 1 駅(東門前駅)は +66.6 %(坪単価 +63.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大師橋駅)は -30.0 %(坪単価 -41.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 20.0 % → 2020年 33.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東門前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +66.6%( +63.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大師橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.5万円/坪(29.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -30.0%( -41.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
京浜急行大師線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
京急川崎駅 | - | 148万/坪 (43.9坪) | 393万/坪 (48.4坪) |
港町駅 | 116万/坪 (59.0坪) | 152万/坪 (25.0坪) | - |
鈴木町駅 | 51.4万/坪 (27.2坪) | - | 136万/坪 (37.8坪) |
川崎大師駅 | 115万/坪 (32.3坪) | 97.0万/坪 (36.3坪) | 167万/坪 (114坪) |
東門前駅 | 158万/坪 (23.9坪) | 94.7万/坪 (40.5坪) | 269万/坪 (18.2坪) |
大師橋駅 | 97.5万/坪 (236坪) | 139万/坪 (28.7坪) | 111万/坪 (33.3坪) |
小島新田駅 | 106万/坪 (53.4坪) | 102万/坪 (64.3坪) | 116万/坪 (65.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東門前駅 157.8 万/坪(昨年同期比 +66.6 %)
東門前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて +66.6%( +63.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 23.9 坪 (昨年 40.5 坪から -40.9 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 6.2 分 → 2020年 5.6 分、-10.4 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 60.0 %)
大師橋駅 97.5 万/坪(昨年同期比 -30.0 %)
大師橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 97.5万円/坪(29.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -30.0%( -41.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 236.0 坪 (昨年 28.7 坪から +721.1 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 8.0 分 → 2020年 16.0 分、+100.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示