【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜12月期のJR三角線 (宇土駅～三角駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +41.5％( +2.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 61 件(１年前(2019年)に比べて -18.7％( -14件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 101.2 坪 (昨年 115.1 坪から -12.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が小幅減少。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。宇土駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは網田駅で昨年に比べ +290.1 ％、坪単価は 14.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(網田駅、赤瀬駅)は +243.6 ％(坪単価 +6.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(住吉駅、三角駅)は +14.9 ％(坪単価 +0.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 ％ → 2020年 6.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった網田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +290.1％( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった赤瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +197.2％( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR三角線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宇土駅 | 10.8万/坪 (103坪) | 7.8万/坪 (124坪) | 7.7万/坪 (121坪) |
| 緑川駅 | 6.6万/坪 (393坪) | 2.7万/坪 (162坪) | 5.0万/坪 (116坪) |
| 住吉駅 | 3.1万/坪 (29.5坪) | 2.8万/坪 (31.8坪) | - |
| 肥後長浜駅 | - | - | - |
| 網田駅 | 14.7万/坪 (81.7坪) | 3.8万/坪 (84.7坪) | 3.1万/坪 (42.4坪) |
| 赤瀬駅 | 3.1万/坪 (42.4坪) | 1.0万/坪 (48.4坪) | - |
| 波多浦駅 | 4.0万/坪 (103坪) | - | - |
| 三角駅 | 7.5万/坪 (89.8坪) | 6.4万/坪 (112坪) | 10.4万/坪 (154坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
網田駅 14.7 万/坪(昨年同期比 +290.1 ％)
網田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.7万円/坪(4.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +290.1％( +10.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 84.7 坪から -3.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 10.3 分 → 2020年 1.0 分、-90.3 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 100.0 ％)
赤瀬駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +197.2 ％)
赤瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +197.2％( +2.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 48.4 坪から -12.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 25.0 分 → 2020年 14.0 分、-44.0 ％と大きく減少)
住吉駅 3.1 万/坪(昨年同期比 +13.0 ％)
住吉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.1万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +13.0％( +0.4万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 29.5 坪 (昨年 31.8 坪から -7.1 ％減)。
三角駅 7.5 万/坪(昨年同期比 +16.9 ％)
三角駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.5万円/坪(2.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +16.9％( +1.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 14 件(１年前(2019年)に比べて -26.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.8 坪 (昨年 111.6 坪から -19.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 5.3 ％ → 2020年 14.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示