【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜12月期の熊本電鉄藤崎線 (藤崎宮前駅~北熊本駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.6万円/坪(11.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -43.3%( -27.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 13 件(1年前(2021年)に比べて -38.1%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.8 坪 (昨年 107.3 坪から -19.1 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。北熊本駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北熊本駅で昨年に比べ +44.9 %、坪単価は 19.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(北熊本駅)は +44.9 %(坪単価 +6.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(藤崎宮前駅)は -51.2 %(坪単価 -49.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 13.3 分 → 2022年 10.2 分、-23.3 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 23.8 % → 2022年 15.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった藤崎宮前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -51.2%( -49.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北熊本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +44.9%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
熊本電鉄藤崎線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
藤崎宮前駅 | 47.0万/坪 (62.8坪) | 96.3万/坪 (114坪) | 35.1万/坪 (109坪) |
黒髪町駅 | 20.7万/坪 (132坪) | 33.2万/坪 (88.5坪) | 23.0万/坪 (78.2坪) |
北熊本駅 | 19.4万/坪 (120坪) | 13.4万/坪 (105坪) | 7.6万/坪 (83.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
北熊本駅 19.4 万/坪(昨年同期比 +44.9 %)
北熊本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.4万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +44.9%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 120.5 坪 (昨年 105.3 坪から +14.5 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.4 分 → 2022年 11.7 分、+82.3 %と大きく増加)
藤崎宮前駅 47.0 万/坪(昨年同期比 -51.2 %)
藤崎宮前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.0万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -51.2%( -49.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -33.3%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 114.4 坪から -45.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.7 % → 2022年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.1 分 → 2022年 10.4 分、+28.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示