【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期のJR日光線 (宇都宮駅～日光駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +10.2％( +1.6万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 70 件(１年前(2022年)に比べて +11.1％( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 118.4 坪 (昨年 92.3 坪から +28.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。宇都宮駅、鶴田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは宇都宮駅で昨年に比べ +27.7 ％、坪単価は 25.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(宇都宮駅)は +27.7 ％(坪単価 +5.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下野大沢駅)は -71.7 ％(坪単価 -3.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 3.2 ％ → 2023年 1.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +27.7％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(１年前(2022年)に比べて +17.1％( +6件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下野大沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -71.7％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2022年)に比べて +11.1％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
| JR日光線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 宇都宮駅 | 25.4万/坪 (107坪) | 19.9万/坪 (84.6坪) | 23.4万/坪 (96.5坪) |
| 鶴田駅 | 22.4万/坪 (107坪) | 18.4万/坪 (86.7坪) | 8.5万/坪 (198坪) |
| 鹿沼駅 | 6.8万/坪 (158坪) | 11.7万/坪 (115坪) | 6.2万/坪 (94.9坪) |
| 文挟駅 | 1.2万/坪 (131坪) | - | 1.6万/坪 (104坪) |
| 下野大沢駅 | 1.3万/坪 (125坪) | 4.7万/坪 (126坪) | 4.4万/坪 (108坪) |
| 今市駅 | 4.4万/坪 (45.4坪) | 6.3万/坪 (49.5坪) | - |
| 日光駅 | - | 7.0万/坪 (72.6坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
宇都宮駅 25.4 万/坪(昨年同期比 +27.7 ％)
宇都宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +27.7％( +5.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 41 件(１年前(2022年)に比べて +17.1％( +6件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 107.0 坪 (昨年 84.6 坪から +26.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 42.5 分 → 2023年 35.5 分、-16.4 ％と減少)
下野大沢駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -71.7 ％)
下野大沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -71.7％( -3.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(１年前(2022年)に比べて +11.1％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 124.9 坪 (昨年 126.2 坪から -1.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 34.0 分 → 2023年 28.9 分、-15.0 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示