【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年7月〜9月期のJR両毛線 (小俣駅～小山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.0万円/坪(3.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +40.0％( +3.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 22 件(１年前(2023年)に比べて -65.6％( -42件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.6 坪 (昨年 115.1 坪から -13.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。栃木駅、小山駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは佐野駅で昨年に比べ +162.0 ％、坪単価は 10.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(佐野駅)は +162.0 ％(坪単価 +6.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(足利駅)は +3.6 ％(坪単価 +0.2 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.2万円/坪(4.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +24.3％( +2.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -62.1％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった足利駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.6％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR両毛線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小俣駅 | - | 9.2万/坪 (85.5坪) | 4.4万/坪 (101坪) |
| 山前駅 | - | 5.8万/坪 (77.1坪) | 6.5万/坪 (135坪) |
| 足利駅 | 6.9万/坪 (54.5坪) | 6.7万/坪 (47.8坪) | 7.2万/坪 (161坪) |
| あしかがフラワーパーク駅 | - | - | 6.2万/坪 (69.6坪) |
| 富田駅 | 2.2万/坪 (151坪) | - | - |
| 佐野駅 | 10.7万/坪 (113坪) | 4.1万/坪 (93.5坪) | 9.3万/坪 (107坪) |
| 岩舟駅 | - | 5.2万/坪 (86.2坪) | 5.6万/坪 (87.7坪) |
| 大平下駅 | - | - | 11.8万/坪 (63.5坪) |
| 栃木駅 | 9.7万/坪 (53.5坪) | 6.2万/坪 (88.4坪) | 8.4万/坪 (84.7坪) |
| 思川駅 | - | 2.0万/坪 (221坪) | 6.7万/坪 (86.2坪) |
| 小山駅 | 13.2万/坪 (120坪) | 10.6万/坪 (163坪) | 12.5万/坪 (107坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
佐野駅 10.7 万/坪(昨年同期比 +162.0 ％)
佐野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.7万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +162.0％( +6.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.9 坪 (昨年 93.5 坪から +20.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.8 分 → 2024年 23.0 分、+36.9 ％と大きく増加)
足利駅 6.9 万/坪(昨年同期比 +3.6 ％)
足利駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.9万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.6％( +0.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 47.8 坪から +13.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 15.1 分 → 2024年 20.0 分、+32.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示