【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期のJR高崎線 (上野駅~赤羽駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 272万円/坪(82.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -58.4%( -382.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 18.9 坪 (昨年 41.3 坪から -54.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。尾久駅は、昨年から 20 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは上野駅で昨年に比べ -81.9 %、坪単価は 463 万円/坪となった。
上位 1 駅(尾久駅)は -4.0 %(坪単価 -9.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(上野駅)は -81.9 %(坪単価 -2091.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 16.7 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 463万円/坪(140万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -81.9%( -2091.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 234万円/坪(70.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -17.1%( -48.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR高崎線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上野駅 | 463万/坪 (21.2坪) | 2,554万/坪 (133坪) | 1,100万/坪 (23.2坪) |
尾久駅 | 235万/坪 (16.1坪) | 245万/坪 (15.1坪) | 253万/坪 (18.2坪) |
赤羽駅 | 234万/坪 (21.9坪) | 282万/坪 (25.0坪) | 165万/坪 (42.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
尾久駅 234.8 万/坪(昨年同期比 -4.0 %)
尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 235万円/坪(71.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -4.0%( -9.8万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2019年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 16.1 坪 (昨年 15.1 坪から +6.7 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 5.0 分 → 2020年 6.0 分、+20.0 %と大きく増加)
上野駅 462.8 万/坪(昨年同期比 -81.9 %)
上野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 463万円/坪(140万円/㎡)です。土地相場は1年前(2019年)に比べて -81.9%( -2091.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 133.1 坪から -84.1 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示