【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR武蔵野線 (府中本町駅～新秋津駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -16.9％( -17.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 12 件(１年前(2021年)に比べて -63.6％( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.7 坪 (昨年 47.3 坪から +87.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。府中本町駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは府中本町駅で昨年に比べ +53.3 ％、坪単価は 174 万円/坪となった。
上位 1 駅(府中本町駅)は +53.3 ％(坪単価 +60.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(新小平駅)は -14.6 ％(坪単価 -13.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.8 分 → 2022年 12.7 分、-14.7 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 12.1 ％ → 2022年 8.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった府中本町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 174万円/坪(52.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +53.3％( +60.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった新秋津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.5万円/坪(17.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +5.8％( +3.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR武蔵野線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 府中本町駅 | 174万/坪 (33.3坪) | 114万/坪 (37.8坪) | - |
| 北府中駅 | - | 121万/坪 (9.1坪) | 61.2万/坪 (26.7坪) |
| 西国分寺駅 | 125万/坪 (173坪) | 107万/坪 (38.9坪) | 77.2万/坪 (45.9坪) |
| 新小平駅 | 80.2万/坪 (111坪) | 93.9万/坪 (44.6坪) | - |
| 新秋津駅 | 58.5万/坪 (39.3坪) | 55.3万/坪 (48.8坪) | 47.7万/坪 (34.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
府中本町駅 174.3 万/坪(昨年同期比 +53.3 ％)
府中本町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 174万円/坪(52.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +53.3％( +60.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 33.3 坪 (昨年 37.8 坪から -12.0 ％減)。
新小平駅 80.2 万/坪(昨年同期比 -14.6 ％)
新小平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 80.2万円/坪(24.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -14.6％( -13.7万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.9 坪 (昨年 44.6 坪から +148.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.5 分 → 2022年 7.7 分、+119.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示