【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR横浜線 (成瀬駅~八王子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.0万円/坪(12.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -34.1%( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2023年)に比べて -62.7%( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 92.2 坪から -31.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。全ての駅において下落した。成瀬駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは相原駅で昨年に比べ -58.3 %、坪単価は 11.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(成瀬駅)は -9.7 %(坪単価 -9.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相原駅)は -58.3 %(坪単価 -16.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 24.4 分 → 2024年 30.9 分、+26.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 9.8 % → 2024年 5.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.0万円/坪(25.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -9.7%( -9.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -58.3%( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR横浜線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
成瀬駅 | 84.0万/坪 (52.2坪) | 93.0万/坪 (60.5坪) | 51.4万/坪 (46.0坪) |
町田駅 | 55.1万/坪 (72.6坪) | 101万/坪 (54.1坪) | 91.3万/坪 (44.9坪) |
相原駅 | 11.8万/坪 (67.1坪) | 28.3万/坪 (221坪) | 28.2万/坪 (81.7坪) |
八王子みなみ野駅 | 66.1万/坪 (151坪) | 98.2万/坪 (49.9坪) | 54.5万/坪 (60.5坪) |
片倉駅 | - | 54.8万/坪 (52.9坪) | 61.4万/坪 (162坪) |
八王子駅 | 25.9万/坪 (47.3坪) | 44.6万/坪 (91.8坪) | 41.3万/坪 (61.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
成瀬駅 84.0 万/坪(昨年同期比 -9.7 %)
成瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.0万円/坪(25.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -9.7%( -9.0万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -80.0%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 52.2 坪 (昨年 60.5 坪から -13.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 9.3 分 → 2024年 17.0 分、+82.8 %と大きく増加)
相原駅 11.8 万/坪(昨年同期比 -58.3 %)
相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 11.8万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -58.3%( -16.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -40.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 67.1 坪 (昨年 221.4 坪から -69.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.4 分 → 2024年 11.0 分、-23.6 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 60.0 % → 2024年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示