【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のJR横浜線 (成瀬駅~八王子駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.7万円/坪(14.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -6.5%( -3.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 37 件(1年前(2021年)に比べて -7.5%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 95.0 坪 (昨年 88.0 坪から +8.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。成瀬駅、八王子みなみ野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八王子みなみ野駅で昨年に比べ +87.5 %、坪単価は 62.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(八王子みなみ野駅)は +87.5 %(坪単価 +28.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(相原駅)は -46.3 %(坪単価 -21.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.5 % → 2022年 5.4 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 20.2 分 → 2022年 26.3 分、+30.2 %と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成瀬駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.2万円/坪(23.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +44.2%( +23.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -60.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -46.3%( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR横浜線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
成瀬駅 | 76.2万/坪 (201坪) | 52.9万/坪 (62.8坪) | 63.5万/坪 (69.1坪) |
町田駅 | 61.6万/坪 (56.0坪) | 67.7万/坪 (120坪) | 59.8万/坪 (62.8坪) |
相原駅 | 25.1万/坪 (298坪) | 46.8万/坪 (36.3坪) | 13.1万/坪 (41.3坪) |
八王子みなみ野駅 | 62.0万/坪 (72.6坪) | 33.1万/坪 (42.4坪) | 64.9万/坪 (55.2坪) |
片倉駅 | - | 37.9万/坪 (53.3坪) | 54.1万/坪 (51.0坪) |
八王子駅 | 45.9万/坪 (73.1坪) | 65.4万/坪 (56.2坪) | 38.7万/坪 (97.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八王子みなみ野駅 62.0 万/坪(昨年同期比 +87.5 %)
八王子みなみ野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.0万円/坪(18.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +87.5%( +28.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 72.6 坪 (昨年 42.4 坪から +71.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 30.0 分 → 2022年 10.0 分、-66.7 %と大きく減少)
相原駅 25.1 万/坪(昨年同期比 -46.3 %)
相原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.1万円/坪(7.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -46.3%( -21.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 298.0 坪 (昨年 36.3 坪から +720.8 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 20.0 分 → 2022年 17.5 分、-12.5 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示