【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年7月〜9月期のJR常磐線快速 (上野駅～北千住駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 193万円/坪(58.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -4.5％( -9.0万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 14 件(１年前(2018年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 46.9 坪 (昨年 54.5 坪から -14.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。三河島駅、北千住駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは三河島駅で昨年に比べ +60.1 ％、坪単価は 455 万円/坪となった。
上位 1 駅(三河島駅)は +60.1 ％(坪単価 +170.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(南千住駅)は +13.6 ％(坪単価 +19.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 8.5 分 → 2019年 7.2 分、-15.1 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 6.2 ％ → 2019年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 18.8 ％ → 2019年 7.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三河島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 455万円/坪(138万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +60.1％( +170.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +13.6％( +19.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR常磐線快速 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 上野駅 | - | 694万/坪 (30.3坪) | - |
| 日暮里駅 | 189万/坪 (22.3坪) | - | - |
| 三河島駅 | 455万/坪 (242坪) | 284万/坪 (95.3坪) | 198万/坪 (25.7坪) |
| 南千住駅 | 165万/坪 (47.6坪) | 146万/坪 (37.6坪) | 137万/坪 (25.2坪) |
| 北千住駅 | 166万/坪 (26.9坪) | 134万/坪 (58.7坪) | 108万/坪 (24.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三河島駅 454.5 万/坪(昨年同期比 +60.1 ％)
三河島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 455万円/坪(138万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +60.1％( +170.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 242.0 坪 (昨年 95.3 坪から +154.0 ％増)。
南千住駅 165.4 万/坪(昨年同期比 +13.6 ％)
南千住駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 165万円/坪(50.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +13.6％( +19.8万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて -42.9％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 47.6 坪 (昨年 37.6 坪から +26.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 8.3 分 → 2019年 3.0 分、-63.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 14.3 ％ → 2019年 75.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示