
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜12月期のJR宇都宮線 (上野駅~赤羽駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 318万円/坪(96.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -10.5%( -37.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 23 件(1年前(2018年)に比べて +9.5%( +2件/坪)と堅調に推移しています。)。
平均土地面積は 34.7 坪 (昨年 38.9 坪から -10.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。上野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは上野駅で昨年に比べ +58.3 %、坪単価は 1,580 万円/坪となった。
上位 1 駅(上野駅)は +58.3 %(坪単価 +581.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尾久駅)は -20.4 %(坪単価 -40.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 8.3 分 → 2019年 7.1 分、-14.5 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 28.6 % → 2019年 34.8 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2018年 4.8 % → 2019年 4.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった上野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,580万円/坪(478万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +58.3%( +581.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 156万円/坪(47.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -20.4%( -40.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR宇都宮線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
上野駅 | 1,580万/坪 (75.6坪) | 998万/坪 (25.0坪) | - |
尾久駅 | 156万/坪 (26.2坪) | 196万/坪 (35.5坪) | 134万/坪 (69.3坪) |
赤羽駅 | 237万/坪 (34.9坪) | 207万/坪 (44.2坪) | 153万/坪 (39.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
上野駅 1580.3 万/坪(昨年同期比 +58.3 %)
上野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1,580万円/坪(478万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +58.3%( +581.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2018年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 25.0 坪から +203.0 %増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 75.0 % → 2019年 50.0 %)
尾久駅 155.6 万/坪(昨年同期比 -20.4 %)
尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 156万円/坪(47.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -20.4%( -40.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 10 件(1年前(2018年)に比べて +150.0%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 26.2 坪 (昨年 35.5 坪から -26.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 7.2 分 → 2019年 6.0 分、-17.2 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 25.0 % → 2019年 60.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示