
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期のJR八高線 (八王子駅~箱根ケ崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.1万円/坪(12.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -4.1%( -1.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 69 件(1年前(2023年)に比べて -50.7%( -71件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.6 坪 (昨年 85.6 坪から +8.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。拝島駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは拝島駅で昨年に比べ +6.5 %、坪単価は 58.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(拝島駅)は +6.5 %(坪単価 +3.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北八王子駅)は -43.1 %(坪単価 -29.9 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 28.2 分 → 2024年 34.8 分、+23.2 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.4 % → 2024年 1.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.8万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +6.5%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった箱根ケ崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.2万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -6.8%( -2.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -65.4%( -17件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR八高線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八王子駅 | 40.2万/坪 (75.3坪) | 40.6万/坪 (90.4坪) | 44.8万/坪 (85.3坪) |
北八王子駅 | 39.5万/坪 (39.9坪) | 69.4万/坪 (106坪) | 50.0万/坪 (54.5坪) |
小宮駅 | 34.4万/坪 (195坪) | 44.0万/坪 (65.0坪) | 38.8万/坪 (43.9坪) |
拝島駅 | 58.8万/坪 (103坪) | 55.2万/坪 (83.1坪) | 44.2万/坪 (84.4坪) |
東福生駅 | - | 58.2万/坪 (48.7坪) | 34.2万/坪 (43.9坪) |
箱根ケ崎駅 | 31.2万/坪 (160坪) | 33.5万/坪 (79.3坪) | 30.7万/坪 (125坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
拝島駅 58.8 万/坪(昨年同期比 +6.5 %)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.8万円/坪(17.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +6.5%( +3.6万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 9 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 103.2 坪 (昨年 83.1 坪から +24.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 11.7 分 → 2024年 13.7 分、+17.1 %と増加)
北八王子駅 39.5 万/坪(昨年同期比 -43.1 %)
北八王子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.5万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -43.1%( -29.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -37.5%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 39.9 坪 (昨年 106.3 坪から -62.4 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 11.6 分 → 2024年 13.8 分、+18.7 %と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示