
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期のJR八高線 (八王子駅~箱根ケ崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.0万円/坪(16.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +34.3%( +13.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 27 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 93.8 坪 (昨年 110.1 坪から -14.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。八王子駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは八王子駅で昨年に比べ +94.5 %、坪単価は 77.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(八王子駅)は +94.5 %(坪単価 +37.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北八王子駅)は -23.7 %(坪単価 -12.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 28.1 分 → 2019年 22.8 分、-19.1 %と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 11.1 % → 2019年 7.4 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった八王子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.0万円/坪(23.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +94.5%( +37.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった箱根ケ崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.0万円/坪(7.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -20.6%( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR八高線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
八王子駅 | 77.0万/坪 (83.1坪) | 39.6万/坪 (112坪) | 118万/坪 (64.5坪) |
北八王子駅 | 41.4万/坪 (89.7坪) | 54.3万/坪 (195坪) | - |
小宮駅 | 36.0万/坪 (130坪) | 40.9万/坪 (57.1坪) | - |
拝島駅 | - | 40.6万/坪 (99.8坪) | 45.1万/坪 (51.3坪) |
東福生駅 | 55.1万/坪 (36.3坪) | 54.6万/坪 (34.8坪) | - |
箱根ケ崎駅 | 24.0万/坪 (97.4坪) | 30.3万/坪 (144坪) | 29.3万/坪 (121坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
八王子駅 77.0 万/坪(昨年同期比 +94.5 %)
八王子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.0万円/坪(23.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて +94.5%( +37.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 83.1 坪 (昨年 111.8 坪から -25.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 44.2 分 → 2019年 31.2 分、-29.2 %と大きく減少)
北八王子駅 41.4 万/坪(昨年同期比 -23.7 %)
北八王子駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 41.4万円/坪(12.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2018年)に比べて -23.7%( -12.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2018年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.7 坪 (昨年 195.1 坪から -54.0 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.0 分 → 2019年 16.0 分、+60.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示