【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年10月〜12月期のJR五日市線 (拝島駅~武蔵五日市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.6万円/坪(11.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +46.7%( +12.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(1年前(2020年)に比べて -34.6%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 86.7 坪 (昨年 73.4 坪から +18.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。秋川駅、武蔵増戸駅、武蔵五日市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは拝島駅で昨年に比べ +129.0 %、坪単価は 55.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(拝島駅)は +129.0 %(坪単価 +31.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東秋留駅)は -11.0 %(坪単価 -3.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 18.5 分 → 2021年 11.4 分、-38.3 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 11.5 % → 2021年 17.6 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +129.0%( +31.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった武蔵増戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.3万円/坪(5.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +57.9%( +7.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2020年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR五日市線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
拝島駅 | 55.5万/坪 (106坪) | 24.2万/坪 (35.5坪) | 46.8万/坪 (105坪) |
熊川駅 | - | 45.6万/坪 (49.2坪) | - |
東秋留駅 | 27.1万/坪 (55.5坪) | 30.4万/坪 (53.9坪) | 22.7万/坪 (91.1坪) |
秋川駅 | 52.8万/坪 (215坪) | 28.8万/坪 (104坪) | 30.4万/坪 (112坪) |
武蔵引田駅 | 34.3万/坪 (40.8坪) | - | - |
武蔵増戸駅 | 19.3万/坪 (34.8坪) | 12.2万/坪 (86.2坪) | 23.5万/坪 (38.9坪) |
武蔵五日市駅 | 29.9万/坪 (46.9坪) | 20.5万/坪 (56.8坪) | 15.2万/坪 (69.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
拝島駅 55.5 万/坪(昨年同期比 +129.0 %)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 55.5万円/坪(16.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +129.0%( +31.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2020年)に比べて +150.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 106.5 坪 (昨年 35.5 坪から +199.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 11.5 分 → 2021年 9.8 分、-14.8 %と減少)
東秋留駅 27.1 万/坪(昨年同期比 -11.0 %)
東秋留駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.1万円/坪(8.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -11.0%( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 55.5 坪 (昨年 53.9 坪から +2.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 28.6 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.2 分 → 2021年 13.4 分、+31.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示