【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年7月〜9月期のJR五日市線 (拝島駅～武蔵五日市駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 34.8万円/坪(10.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +22.8％( +6.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2018年)に比べて -26.3％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 63.8 坪から +21.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。拝島駅、東秋留駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは拝島駅で昨年に比べ +54.9 ％、坪単価は 50.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(拝島駅)は +54.9 ％(坪単価 +17.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(秋川駅)は -21.4 ％(坪単価 -8.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 10.5 ％ → 2019年 14.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +54.9％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった武蔵五日市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +9.4％( +1.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -85.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR五日市線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 拝島駅 | 50.1万/坪 (57.5坪) | 32.4万/坪 (145坪) | 46.1万/坪 (68.1坪) |
| 熊川駅 | - | - | 44.6万/坪 (68.1坪) |
| 東秋留駅 | 46.1万/坪 (49.9坪) | 35.1万/坪 (55.7坪) | 35.4万/坪 (84.7坪) |
| 秋川駅 | 31.2万/坪 (101坪) | 39.7万/坪 (73.0坪) | 20.7万/坪 (170坪) |
| 武蔵引田駅 | - | 28.3万/坪 (10.6坪) | - |
| 武蔵増戸駅 | 18.3万/坪 (71.1坪) | - | 20.5万/坪 (151坪) |
| 武蔵五日市駅 | 17.0万/坪 (56.0坪) | 15.5万/坪 (61.4坪) | 6.5万/坪 (156坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
拝島駅 50.1 万/坪(昨年同期比 +54.9 ％)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +54.9％( +17.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 145.2 坪から -60.4 ％減)。
秋川駅 31.2 万/坪(昨年同期比 -21.4 ％)
秋川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 31.2万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -21.4％( -8.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +50.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 100.8 坪 (昨年 73.0 坪から +38.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 10.2 分 → 2019年 16.0 分、+56.1 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示