【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年1月〜3月期のJR上野東京ライン (赤羽駅～品川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 247万円/坪(74.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -70.7％( -594.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2019年)に比べて +57.1％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 37.7 坪 (昨年 40.4 坪から -6.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。尾久駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは尾久駅で昨年に比べ -11.3 ％、坪単価は 149 万円/坪となった。
上位 1 駅(赤羽駅)は +0.7 ％(坪単価 +2.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尾久駅)は -11.3 ％(坪単価 -19.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 6.6 分 → 2020年 9.5 分、+45.3 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 42.9 ％ → 2020年 18.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 303万円/坪(91.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +0.7％( +2.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -11.3％( -19.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| JR上野東京ライン | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 赤羽駅 | 303万/坪 (54.8坪) | 301万/坪 (85.5坪) | 200万/坪 (45.0坪) |
| 尾久駅 | 149万/坪 (23.3坪) | 168万/坪 (21.7坪) | - |
| 日暮里駅 | - | - | - |
| 上野駅 | - | 606万/坪 (18.2坪) | - |
| 東京駅 | - | - | - |
| 新橋駅 | - | 4,176万/坪 (28.7坪) | 1,574万/坪 (31.8坪) |
| 品川駅 | 455万/坪 (24.2坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
赤羽駅 302.7 万/坪(昨年同期比 +0.7 ％)
赤羽駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 303万円/坪(91.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +0.7％( +2.1万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.8 坪 (昨年 85.5 坪から -35.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 9.0 分 → 2020年 10.8 分、+20.0 ％と大きく増加)
尾久駅 148.8 万/坪(昨年同期比 -11.3 ％)
尾久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -11.3％( -19.0万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2019年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 23.3 坪 (昨年 21.7 坪から +7.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 7.0 分 → 2020年 8.4 分、+20.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 20.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示