【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期の都営三田線 (目黒駅～西高島平駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 313万円/坪(94.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +17.9％( +47.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 41 件(１年前(2018年)に比べて +64.0％( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 41.1 坪 (昨年 52.9 坪から -22.3 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。白金台駅、巣鴨駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは白金台駅で昨年に比べ +37.3 ％、坪単価は 431 万円/坪となった。
上位 2 駅(白金台駅、巣鴨駅)は +34.9 ％(坪単価 +110.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(志村三丁目駅、蓮根駅)は -26.2 ％(坪単価 -39.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 24.0 ％ → 2019年 39.0 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 8.0 ％ → 2019年 4.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった白金台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 431万円/坪(130万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +37.3％( +117.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志村三丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -27.3％( -32.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 都営三田線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 目黒駅 | 360万/坪 (39.8坪) | - | 297万/坪 (55.5坪) |
| 白金台駅 | 431万/坪 (69.6坪) | 314万/坪 (24.2坪) | - |
| 白金高輪駅 | - | 551万/坪 (27.2坪) | 403万/坪 (23.4坪) |
| 三田駅 | - | 355万/坪 (16.6坪) | - |
| 芝公園駅 | - | - | - |
| 御成門駅 | - | 707万/坪 (43.9坪) | - |
| 内幸町駅 | - | - | 1,625万/坪 (36.3坪) |
| 大手町駅 | 916万/坪 (23.7坪) | - | - |
| 神保町駅 | 992万/坪 (39.3坪) | - | 661万/坪 (37.8坪) |
| 水道橋駅 | - | - | - |
| 春日駅 | 280万/坪 (19.2坪) | - | 458万/坪 (39.3坪) |
| 白山駅 | 372万/坪 (79.4坪) | 310万/坪 (16.1坪) | 231万/坪 (92.3坪) |
| 千石駅 | 331万/坪 (75.6坪) | 327万/坪 (36.3坪) | 344万/坪 (37.8坪) |
| 巣鴨駅 | 427万/坪 (31.1坪) | 323万/坪 (18.2坪) | 325万/坪 (40.1坪) |
| 西巣鴨駅 | - | 227万/坪 (21.2坪) | - |
| 新板橋駅 | 275万/坪 (21.2坪) | - | - |
| 板橋区役所前駅 | 130万/坪 (49.9坪) | 166万/坪 (33.8坪) | 159万/坪 (37.1坪) |
| 板橋本町駅 | 182万/坪 (18.2坪) | 216万/坪 (43.4坪) | 432万/坪 (25.7坪) |
| 本蓮沼駅 | 131万/坪 (22.3坪) | - | 130万/坪 (48.4坪) |
| 志村坂上駅 | 97.0万/坪 (22.7坪) | - | 170万/坪 (59.0坪) |
| 志村三丁目駅 | 85.6万/坪 (25.7坪) | 118万/坪 (60.5坪) | - |
| 蓮根駅 | 140万/坪 (28.0坪) | 186万/坪 (118坪) | - |
| 西台駅 | 107万/坪 (19.7坪) | - | 132万/坪 (19.7坪) |
| 高島平駅 | - | 118万/坪 (175坪) | 99.2万/坪 (45.4坪) |
| 新高島平駅 | 107万/坪 (68.1坪) | - | - |
| 西高島平駅 | 99.6万/坪 (83.5坪) | - | 114万/坪 (71.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
白金台駅 431.2 万/坪(昨年同期比 +37.3 ％)
白金台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 431万円/坪(130万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +37.3％( +117.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 24.2 坪から +187.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.0 分 → 2019年 8.0 分、-27.3 ％と大きく減少)
巣鴨駅 427.3 万/坪(昨年同期比 +32.5 ％)
巣鴨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 427万円/坪(129万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +32.5％( +104.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2018年)に比べて +250.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 31.1 坪 (昨年 18.2 坪から +71.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.5 分 → 2019年 5.7 分、+27.0 ％と大きく増加)
志村三丁目駅 85.6 万/坪(昨年同期比 -27.3 ％)
志村三丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 85.6万円/坪(25.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -27.3％( -32.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 60.5 坪から -57.5 ％減)。
蓮根駅 139.9 万/坪(昨年同期比 -25.0 ％)
蓮根駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -25.0％( -46.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 28.0 坪 (昨年 118.0 坪から -76.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2018年 9.0 分 → 2019年 8.0 分、-11.1 ％と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示