【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期の西武拝島線 (小平駅～拝島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.1万円/坪(17.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +7.3％( +4.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 30 件(１年前(2018年)に比べて -3.2％( -1件/坪)と小幅に減少しています。)。
平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 99.5 坪から -30.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。小平駅、小川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは小平駅で昨年に比べ +72.5 ％、坪単価は 75.8 万円/坪となった。
上位 2 駅(小平駅、小川駅)は +53.8 ％(坪単価 +30.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(玉川上水駅、東大和市駅)は -31.4 ％(坪単価 -21.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 9.7 ％ → 2019年 13.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +35.2％( +29.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった玉川上水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -45.4％( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 西武拝島線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小平駅 | 75.8万/坪 (93.2坪) | 44.0万/坪 (52.9坪) | 66.5万/坪 (71.1坪) |
| 萩山駅 | 66.1万/坪 (49.9坪) | - | 46.9万/坪 (26.5坪) |
| 小川駅 | 114万/坪 (16.6坪) | 84.5万/坪 (27.2坪) | 45.9万/坪 (45.4坪) |
| 東大和市駅 | 54.4万/坪 (51.6坪) | 65.8万/坪 (49.4坪) | 77.1万/坪 (101坪) |
| 玉川上水駅 | 38.9万/坪 (257坪) | 71.2万/坪 (39.3坪) | 66.5万/坪 (33.7坪) |
| 武蔵砂川駅 | 44.5万/坪 (29.1坪) | 47.7万/坪 (87.2坪) | 50.2万/坪 (110坪) |
| 西武立川駅 | 51.7万/坪 (87.2坪) | 48.3万/坪 (171坪) | 41.3万/坪 (48.4坪) |
| 拝島駅 | - | 40.6万/坪 (99.8坪) | 45.1万/坪 (51.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
小平駅 75.8 万/坪(昨年同期比 +72.5 ％)
小平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 75.8万円/坪(22.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +72.5％( +31.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2018年)に比べて +150.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 93.2 坪 (昨年 52.9 坪から +76.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 13.5 分 → 2019年 16.8 分、+24.4 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 50.0 ％ → 2019年 20.0 ％)
小川駅 114.2 万/坪(昨年同期比 +35.2 ％)
小川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +35.2％( +29.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 16.6 坪 (昨年 27.2 坪から -38.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 1.0 分 → 2019年 5.0 分、+400.0 ％と大きく増加)
玉川上水駅 38.9 万/坪(昨年同期比 -45.4 ％)
玉川上水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.9万円/坪(11.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -45.4％( -32.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 257.1 坪 (昨年 39.3 坪から +553.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 20.0 分 → 2019年 10.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
東大和市駅 54.4 万/坪(昨年同期比 -17.3 ％)
東大和市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.4万円/坪(16.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -17.3％( -11.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2018年)に比べて +22.2％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 51.6 坪 (昨年 49.4 坪から +4.4 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示