【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期の西武多摩湖線 (国分寺駅~多摩湖駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 93.7万円/坪(28.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -4.3%( -4.2万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 12 件(1年前(2021年)に比べて -42.9%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 42.1 坪 (昨年 57.5 坪から -26.8 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。一橋学園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは一橋学園駅で昨年に比べ +43.6 %、坪単価は 135 万円/坪となった。
上位 1 駅(一橋学園駅)は +43.6 %(坪単価 +40.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(萩山駅)は -14.5 %(坪単価 -11.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 12.8 分 → 2022年 11.0 分、-14.1 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 19.0 % → 2022年 33.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった一橋学園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(40.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +43.6%( +40.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった武蔵大和駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 43.5万円/坪(13.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -9.6%( -4.6万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
西武多摩湖線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
国分寺駅 | 122万/坪 (23.7坪) | 128万/坪 (32.1坪) | 84.5万/坪 (118坪) |
一橋学園駅 | 135万/坪 (27.2坪) | 93.8万/坪 (99.6坪) | 83.9万/坪 (36.0坪) |
青梅街道駅 | 86.2万/坪 (49.9坪) | - | - |
萩山駅 | 69.6万/坪 (46.1坪) | 81.4万/坪 (78.7坪) | - |
八坂駅 | - | 99.2万/坪 (33.3坪) | 48.7万/坪 (57.5坪) |
武蔵大和駅 | 43.5万/坪 (70.1坪) | 48.2万/坪 (51.8坪) | 35.6万/坪 (107坪) |
多摩湖駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
一橋学園駅 134.6 万/坪(昨年同期比 +43.6 %)
一橋学園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 135万円/坪(40.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +43.6%( +40.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -50.0%( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 27.2 坪 (昨年 99.6 坪から -72.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 12.8 分 → 2022年 11.0 分、-14.3 %と減少)
萩山駅 69.6 万/坪(昨年同期比 -14.5 %)
萩山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.6万円/坪(21.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -14.5%( -11.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 78.7 坪から -41.3 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 3.0 分 → 2022年 4.0 分、+33.3 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示