【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年4月〜6月期の西武国分寺線 (国分寺駅～東村山駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 89.9万円/坪(27.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -23.8％( -28.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 18 件(１年前(2021年)に比べて -41.9％( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 46.1 坪 (昨年 48.9 坪から -5.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。上昇基調の駅が大きく上回った。鷹の台駅、小川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは鷹の台駅で昨年に比べ +35.2 ％、坪単価は 92.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(鷹の台駅)は +35.2 ％(坪単価 +24.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(国分寺駅)は -39.7 ％(坪単価 -75.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2021年 16.1 ％ → 2022年 16.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2021年 10.2 分 → 2022年 12.1 分、+18.4 ％と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -39.7％( -75.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東村山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 70.2万円/坪(21.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +1.3％( +0.9万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
| 西武国分寺線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 国分寺駅 | 115万/坪 (55.7坪) | 190万/坪 (45.8坪) | 86.0万/坪 (51.2坪) |
| 恋ケ窪駅 | 78.9万/坪 (59.7坪) | 77.7万/坪 (46.9坪) | 97.6万/坪 (31.8坪) |
| 鷹の台駅 | 92.7万/坪 (38.6坪) | 68.6万/坪 (36.6坪) | - |
| 小川駅 | 95.5万/坪 (13.6坪) | 75.9万/坪 (27.2坪) | - |
| 東村山駅 | 70.2万/坪 (40.8坪) | 69.2万/坪 (74.9坪) | 82.8万/坪 (66.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
鷹の台駅 92.7 万/坪(昨年同期比 +35.2 ％)
鷹の台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.7万円/坪(28.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +35.2％( +24.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 36.6 坪から +5.4 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 10.8 分 → 2022年 9.5 分、-12.0 ％と減少)
国分寺駅 114.7 万/坪(昨年同期比 -39.7 ％)
国分寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 115万円/坪(34.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -39.7％( -75.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 55.7 坪 (昨年 45.8 坪から +21.8 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.9 分 → 2022年 10.3 分、+30.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 41.7 ％ → 2022年 16.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示