【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の東武亀戸線 (亀戸駅～曳舟駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 232万円/坪(70.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -14.0％( -37.8万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて -19.0％( -4件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 53.1 坪 (昨年 33.3 坪から +59.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。東あずま駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東あずま駅で昨年に比べ +26.4 ％、坪単価は 210 万円/坪となった。
上位 1 駅(東あずま駅)は +26.4 ％(坪単価 +43.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(曳舟駅)は -18.4 ％(坪単価 -68.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 12.1 分 → 2024年 8.5 分、-30.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 ％ → 2024年 29.4 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった曳舟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 302万円/坪(91.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -18.4％( -68.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東あずま駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 210万円/坪(63.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +26.4％( +43.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 東武亀戸線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 亀戸駅 | 223万/坪 (33.3坪) | 257万/坪 (27.4坪) | 304万/坪 (37.3坪) |
| 亀戸水神駅 | - | - | - |
| 東あずま駅 | 210万/坪 (88.9坪) | 166万/坪 (32.8坪) | 102万/坪 (16.6坪) |
| 小村井駅 | 218万/坪 (53.9坪) | 250万/坪 (18.2坪) | 182万/坪 (83.2坪) |
| 曳舟駅 | 302万/坪 (32.3坪) | 371万/坪 (54.8坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東あずま駅 209.7 万/坪(昨年同期比 +26.4 ％)
東あずま駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 210万円/坪(63.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +26.4％( +43.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 88.9 坪 (昨年 32.8 坪から +171.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 5.3 分 → 2024年 6.0 分、+12.5 ％と増加)
曳舟駅 302.4 万/坪(昨年同期比 -18.4 ％)
曳舟駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 302万円/坪(91.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -18.4％( -68.2万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 32.3 坪 (昨年 54.8 坪から -41.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 6.8 分 → 2024年 6.0 分、-11.8 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 40.0 ％ → 2024年 66.7 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示