【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の東急東横線 (渋谷駅~多摩川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 478万円/坪(144万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +15.2%( +62.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -81.2%( -13件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 48.4 坪 (昨年 50.7 坪から -4.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。学芸大学駅、自由が丘駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは学芸大学駅で昨年に比べ +76.6 %、坪単価は 689 万円/坪となった。
上位 1 駅(学芸大学駅)は +76.6 %(坪単価 +298.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(田園調布駅)は -33.0 %(坪単価 -122.3 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 % → 2024年 33.3 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった学芸大学駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 689万円/坪(208万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +76.6%( +298.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田園調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 248万円/坪(75.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -33.0%( -122.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東急東横線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
渋谷駅 | - | - | - |
代官山駅 | - | - | - |
中目黒駅 | - | 972万/坪 (25.7坪) | 348万/坪 (28.7坪) |
祐天寺駅 | - | 371万/坪 (23.1坪) | 339万/坪 (30.3坪) |
学芸大学駅 | 689万/坪 (36.3坪) | 390万/坪 (47.1坪) | 328万/坪 (43.1坪) |
都立大学駅 | - | 378万/坪 (89.2坪) | 319万/坪 (101坪) |
自由が丘駅 | 496万/坪 (24.2坪) | 331万/坪 (66.6坪) | 188万/坪 (112坪) |
田園調布駅 | 248万/坪 (84.7坪) | 370万/坪 (75.6坪) | - |
多摩川駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
学芸大学駅 688.7 万/坪(昨年同期比 +76.6 %)
学芸大学駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 689万円/坪(208万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +76.6%( +298.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 47.1 坪から -23.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 8.5 分 → 2024年 5.0 分、-41.2 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 % → 2024年 100.0 %)
田園調布駅 247.9 万/坪(昨年同期比 -33.0 %)
田園調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 248万円/坪(75.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -33.0%( -122.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 84.7 坪 (昨年 75.6 坪から +12.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 9.0 分、+80.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示