【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の東急東横線 (渋谷駅~多摩川駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 415万円/坪(125万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +29.3%( +93.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 16 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 54.9 坪から -7.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。自由が丘駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中目黒駅で昨年に比べ +179.4 %、坪単価は 972 万円/坪となった。
上位 1 駅(中目黒駅)は +179.4 %(坪単価 +624.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(祐天寺駅)は +9.6 %(坪単価 +32.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 9.6 分 → 2023年 7.2 分、-24.8 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 % → 2023年 37.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中目黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 972万円/坪(294万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +179.4%( +624.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった自由が丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 331万円/坪(100万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +76.2%( +143.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東急東横線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
渋谷駅 | - | - | 636万/坪 (39.3坪) |
代官山駅 | - | - | 559万/坪 (19.7坪) |
中目黒駅 | 972万/坪 (25.7坪) | 348万/坪 (28.7坪) | 383万/坪 (28.7坪) |
祐天寺駅 | 371万/坪 (23.1坪) | 339万/坪 (30.3坪) | 376万/坪 (41.3坪) |
学芸大学駅 | 390万/坪 (47.1坪) | 328万/坪 (43.1坪) | 265万/坪 (23.8坪) |
都立大学駅 | 378万/坪 (89.2坪) | 319万/坪 (101坪) | 305万/坪 (43.7坪) |
自由が丘駅 | 331万/坪 (66.6坪) | 188万/坪 (112坪) | - |
田園調布駅 | 370万/坪 (75.6坪) | - | 208万/坪 (82.2坪) |
多摩川駅 | - | - | 218万/坪 (71.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中目黒駅 972.3 万/坪(昨年同期比 +179.4 %)
中目黒駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 972万円/坪(294万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +179.4%( +624.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 25.7 坪 (昨年 28.7 坪から -10.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 6.0 分 → 2023年 4.0 分、-33.3 %と大きく減少)
祐天寺駅 371.3 万/坪(昨年同期比 +9.6 %)
祐天寺駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 371万円/坪(112万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +9.6%( +32.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 23.1 坪 (昨年 30.3 坪から -23.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 11.3 分 → 2023年 7.0 分、-38.2 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示