【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の東急多摩川線 (多摩川駅~蒲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 271万円/坪(82.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +35.9%( +71.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて -41.7%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.6 坪 (昨年 27.5 坪から +58.8 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。矢口渡駅は、昨年から 10 %以上の値下がり。最も値下がりしたのは鵜の木駅で昨年に比べ -33.6 %、坪単価は 168 万円/坪となった。
上位 1 駅(蒲田駅)は +156.6 %(坪単価 +276.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜の木駅)は -33.6 %(坪単価 -84.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 8.6 分 → 2024年 5.3 分、-38.4 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 8.3 % → 2024年 42.9 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった蒲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 453万円/坪(137万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +156.6%( +276.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった矢口渡駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(38.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -5.4%( -7.3万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
東急多摩川線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
多摩川駅 | 303万/坪 (25.7坪) | - | 268万/坪 (63.5坪) |
沼部駅 | - | 189万/坪 (31.8坪) | 190万/坪 (34.8坪) |
鵜の木駅 | 168万/坪 (24.2坪) | 252万/坪 (16.6坪) | - |
下丸子駅 | 227万/坪 (52.9坪) | - | 254万/坪 (19.7坪) |
武蔵新田駅 | - | 244万/坪 (20.4坪) | 268万/坪 (117坪) |
矢口渡駅 | 129万/坪 (54.5坪) | 136万/坪 (40.8坪) | 213万/坪 (64.3坪) |
蒲田駅 | 453万/坪 (62.0坪) | 176万/坪 (29.5坪) | 209万/坪 (39.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
蒲田駅 452.7 万/坪(昨年同期比 +156.6 %)
蒲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 453万円/坪(137万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +156.6%( +276.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 62.0 坪 (昨年 29.5 坪から +110.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 11.0 分 → 2024年 6.0 分、-45.5 %と大きく減少)
鵜の木駅 167.6 万/坪(昨年同期比 -33.6 %)
鵜の木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -33.6%( -84.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 16.6 坪から +45.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 6.0 分 → 2024年 4.0 分、-33.3 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示