【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の東急多摩川線 (多摩川駅～蒲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 243万円/坪(73.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +32.6％( +59.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて +83.3％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 49.1 坪 (昨年 35.8 坪から +37.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。蒲田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは蒲田駅で昨年に比べ +69.8 ％、坪単価は 262 万円/坪となった。
上位 1 駅(蒲田駅)は +69.8 ％(坪単価 +107.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(鵜の木駅)は -2.5 ％(坪単価 -5.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 16.7 ％ → 2023年 18.2 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった蒲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 262万円/坪(79.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +69.8％( +107.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鵜の木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 215万円/坪(65.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -2.5％( -5.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東急多摩川線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 多摩川駅 | - | - | 171万/坪 (46.9坪) |
| 沼部駅 | - | 197万/坪 (56.0坪) | 191万/坪 (40.8坪) |
| 鵜の木駅 | 215万/坪 (18.2坪) | 220万/坪 (40.1坪) | - |
| 下丸子駅 | 187万/坪 (18.2坪) | - | 152万/坪 (54.5坪) |
| 武蔵新田駅 | 392万/坪 (40.8坪) | - | 221万/坪 (16.6坪) |
| 矢口渡駅 | 191万/坪 (64.0坪) | - | 146万/坪 (15.1坪) |
| 蒲田駅 | 262万/坪 (54.1坪) | 154万/坪 (26.2坪) | 164万/坪 (21.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
蒲田駅 261.8 万/坪(昨年同期比 +69.8 ％)
蒲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 262万円/坪(79.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +69.8％( +107.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(１年前(2022年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 54.1 坪 (昨年 26.2 坪から +106.5 ％増)。
鵜の木駅 214.9 万/坪(昨年同期比 -2.5 ％)
鵜の木駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 215万円/坪(65.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -2.5％( -5.6万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 18.2 坪 (昨年 40.1 坪から -54.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示