【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の東急世田谷線 (三軒茶屋駅~下高井戸駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 392万円/坪(119万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +48.6%( +128.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +50.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 52.3 坪 (昨年 44.1 坪から +18.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。三軒茶屋駅、松原駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三軒茶屋駅で昨年に比べ +53.0 %、坪単価は 495 万円/坪となった。
上位 1 駅(三軒茶屋駅)は +53.0 %(坪単価 +171.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(下高井戸駅)は -67.3 %(坪単価 -160.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2022年 6.5 分 → 2023年 7.6 分、+16.7 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった三軒茶屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 495万円/坪(150万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +53.0%( +171.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下高井戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.9万円/坪(23.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -67.3%( -160.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
東急世田谷線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
三軒茶屋駅 | 495万/坪 (36.3坪) | 324万/坪 (80.9坪) | 396万/坪 (64.5坪) |
西太子堂駅 | - | 274万/坪 (42.4坪) | - |
若林駅 | 362万/坪 (63.5坪) | - | 271万/坪 (30.3坪) |
松陰神社前駅 | 606万/坪 (95.3坪) | - | - |
世田谷駅 | - | - | 281万/坪 (24.2坪) |
上町駅 | 228万/坪 (43.9坪) | 215万/坪 (36.3坪) | 170万/坪 (39.3坪) |
宮の坂駅 | - | - | 248万/坪 (29.7坪) |
山下駅 | - | - | - |
松原駅 | 282万/坪 (47.4坪) | 231万/坪 (27.2坪) | 229万/坪 (25.7坪) |
下高井戸駅 | 77.9万/坪 (42.4坪) | 238万/坪 (15.1坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三軒茶屋駅 494.9 万/坪(昨年同期比 +53.0 %)
三軒茶屋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 495万円/坪(150万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +53.0%( +171.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 80.9 坪から -55.1 %減)。
下高井戸駅 77.9 万/坪(昨年同期比 -67.3 %)
下高井戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 77.9万円/坪(23.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -67.3%( -160.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 42.4 坪 (昨年 15.1 坪から +180.0 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.0 分 → 2023年 6.0 分、+50.0 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示