この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年1月〜3月期の東京メトロ丸ノ内分岐線 (中野坂上駅～方南町駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 230万円/坪(69.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +34.7％( +59.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2018年)に比べて +60.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 30.1 坪 (昨年 36.6 坪から -17.9 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。中野坂上駅、方南町駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは中野坂上駅で昨年に比べ +18.9 ％、坪単価は 247 万円/坪となった。
上位 1 駅(中野坂上駅)は +18.9 ％(坪単価 +39.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(方南町駅)は +17.6 ％(坪単価 +28.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 9.6 分 → 2019年 6.1 分、-36.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2018年 20.0 ％ → 2019年 50.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中野坂上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 247万円/坪(74.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +18.9％( +39.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +500.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +17.6％( +28.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東京メトロ丸ノ内分岐線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 中野坂上駅 | 247万/坪 (35.3坪) | 208万/坪 (52.9坪) | 261万/坪 (29.5坪) |
| 中野新橋駅 | 168万/坪 (16.6坪) | - | 182万/坪 (23.4坪) |
| 中野富士見町駅 | - | - | 194万/坪 (87.7坪) |
| 方南町駅 | 190万/坪 (12.1坪) | 162万/坪 (32.5坪) | 166万/坪 (26.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中野坂上駅 247.1 万/坪(昨年同期比 +18.9 ％)
中野坂上駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 247万円/坪(74.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +18.9％( +39.3万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2018年)に比べて +500.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 35.3 坪 (昨年 52.9 坪から -33.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2018年 4.0 分 → 2019年 6.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2018年 100.0 ％ → 2019年 50.0 ％)
方南町駅 190.1 万/坪(昨年同期比 +17.6 ％)
方南町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 190万円/坪(57.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +17.6％( +28.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 12.1 坪 (昨年 32.5 坪から -62.8 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 11.0 分 → 2019年 5.0 分、-54.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示