【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年10月〜12月期の小田急小田原線 (新宿駅～町田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 166万円/坪(50.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +5.9％( +9.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 50 件(１年前(2021年)に比べて -10.7％( -6件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 62.8 坪 (昨年 70.9 坪から -11.4 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 8 駅に対して、値下がりした駅数は 5 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。代々木上原駅、世田谷代田駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは代々木上原駅で昨年に比べ +97.7 ％、坪単価は 663 万円/坪となった。
上位 2 駅(代々木上原駅、世田谷代田駅)は +66.3 ％(坪単価 +220.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(祖師ケ谷大蔵駅、成城学園前駅)は -23.8 ％(坪単価 -46.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.8 ％ → 2022年 6.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった代々木上原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 663万円/坪(200万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +97.7％( +327.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鶴川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 46.9万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +3.4％( +1.6万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2021年)に比べて +16.7％( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
| 小田急小田原線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新宿駅 | - | - | - |
| 南新宿駅 | - | - | - |
| 参宮橋駅 | - | - | - |
| 代々木八幡駅 | - | 397万/坪 (15.1坪) | - |
| 代々木上原駅 | 663万/坪 (54.5坪) | 335万/坪 (50.2坪) | 511万/坪 (45.6坪) |
| 東北沢駅 | - | 277万/坪 (31.8坪) | 260万/坪 (34.0坪) |
| 下北沢駅 | 344万/坪 (28.4坪) | - | 343万/坪 (40.8坪) |
| 世田谷代田駅 | 441万/坪 (36.3坪) | 327万/坪 (29.5坪) | 186万/坪 (39.3坪) |
| 梅ケ丘駅 | 267万/坪 (142坪) | - | - |
| 豪徳寺駅 | 249万/坪 (52.2坪) | 224万/坪 (31.8坪) | - |
| 経堂駅 | 169万/坪 (52.2坪) | 209万/坪 (66.6坪) | 217万/坪 (41.3坪) |
| 千歳船橋駅 | 254万/坪 (66.2坪) | 273万/坪 (22.7坪) | 198万/坪 (42.9坪) |
| 祖師ケ谷大蔵駅 | 140万/坪 (114坪) | 185万/坪 (43.9坪) | 179万/坪 (48.7坪) |
| 成城学園前駅 | 158万/坪 (89.2坪) | 206万/坪 (75.8坪) | 135万/坪 (56.6坪) |
| 喜多見駅 | 108万/坪 (23.7坪) | 112万/坪 (55.5坪) | 86.1万/坪 (78.3坪) |
| 狛江駅 | 103万/坪 (35.8坪) | 94.9万/坪 (38.8坪) | 92.6万/坪 (52.4坪) |
| 和泉多摩川駅 | 110万/坪 (47.4坪) | 97.1万/坪 (24.2坪) | 91.2万/坪 (21.2坪) |
| 鶴川駅 | 46.9万/坪 (97.9坪) | 45.3万/坪 (247坪) | 50.3万/坪 (87.6坪) |
| 玉川学園前駅 | 56.5万/坪 (79.4坪) | 55.2万/坪 (58.4坪) | 51.4万/坪 (65.0坪) |
| 町田駅 | 69.7万/坪 (46.9坪) | 62.4万/坪 (42.9坪) | 55.4万/坪 (74.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
代々木上原駅 662.8 万/坪(昨年同期比 +97.7 ％)
代々木上原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 663万円/坪(200万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +97.7％( +327.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 50.2 坪から +8.4 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 5.0 分 → 2022年 9.5 分、+90.0 ％と大きく増加)
世田谷代田駅 440.8 万/坪(昨年同期比 +34.9 ％)
世田谷代田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 441万円/坪(133万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +34.9％( +114.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 36.3 坪 (昨年 29.5 坪から +23.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 6.5 分 → 2022年 11.0 分、+69.2 ％と大きく増加)
祖師ケ谷大蔵駅 139.9 万/坪(昨年同期比 -24.2 ％)
祖師ケ谷大蔵駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 140万円/坪(42.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -24.2％( -44.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -25.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 114.4 坪 (昨年 43.9 坪から +160.9 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.8 分 → 2022年 9.0 分、-39.0 ％と大きく減少)
成城学園前駅 158.3 万/坪(昨年同期比 -23.3 ％)
成城学園前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 158万円/坪(47.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -23.3％( -48.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -71.4％( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 89.2 坪 (昨年 75.8 坪から +17.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.9 分 → 2022年 17.5 分、+77.5 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示