【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年7月〜9月期の京王高尾線 (北野駅～高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.5万円/坪(13.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +62.6％( +17.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 17 件(１年前(2022年)に比べて +30.8％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 71.4 坪 (昨年 62.5 坪から +14.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分以上の徒歩圏外の物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(狭間駅)は +541.3 ％(坪単価 +51.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北野駅)は -67.0 ％(坪単価 -35.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 24.7 分 → 2023年 19.6 分、-20.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.7 ％ → 2023年 11.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった狭間駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +541.3％( +51.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -67.0％( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京王高尾線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 北野駅 | 17.3万/坪 (50.7坪) | 52.5万/坪 (45.4坪) | 34.5万/坪 (119坪) |
| 京王片倉駅 | 24.3万/坪 (35.5坪) | 43.4万/坪 (52.9坪) | - |
| 山田駅 | - | 19.1万/坪 (136坪) | - |
| めじろ台駅 | 53.2万/坪 (94.8坪) | - | 36.7万/坪 (81.7坪) |
| 狭間駅 | 60.6万/坪 (73.1坪) | 9.4万/坪 (84.7坪) | - |
| 高尾駅 | 43.1万/坪 (63.1坪) | 16.5万/坪 (56.7坪) | 27.2万/坪 (92.3坪) |
| 高尾山口駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
狭間駅 60.6 万/坪(昨年同期比 +541.3 ％)
狭間駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.6万円/坪(18.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +541.3％( +51.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +200.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 73.1 坪 (昨年 84.7 坪から -13.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 18.0 分 → 2023年 10.3 分、-42.6 ％と大きく減少)
北野駅 17.3 万/坪(昨年同期比 -67.0 ％)
北野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.3万円/坪(5.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -67.0％( -35.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 50.7 坪 (昨年 45.4 坪から +11.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 15.7 分 → 2023年 22.0 分、+40.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示