【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2019年10月〜12月期の京王高尾線 (北野駅～高尾山口駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 37.5万円/坪(11.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -7.1％( -2.9万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 11 件(１年前(2018年)に比べて -8.3％( -1件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 67.5 坪 (昨年 71.8 坪から -6.0 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。高尾駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは高尾駅で昨年に比べ +27.1 ％、坪単価は 44.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(高尾駅)は +27.1 ％(坪単価 +9.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北野駅)は -58.1 ％(坪単価 -23.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 23.8 分 → 2019年 18.6 分、-21.8 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった京王片倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.3万円/坪(14.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -14.8％( -8.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2018年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -58.1％( -23.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京王高尾線 | 現状(2019) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 北野駅 | 17.0万/坪 (56.0坪) | 40.5万/坪 (88.9坪) | 44.3万/坪 (48.0坪) |
| 京王片倉駅 | 48.3万/坪 (20.4坪) | 56.7万/坪 (106坪) | 28.3万/坪 (31.3坪) |
| 山田駅 | 35.6万/坪 (39.3坪) | - | 13.5万/坪 (66.6坪) |
| めじろ台駅 | 24.8万/坪 (156坪) | 45.3万/坪 (74.1坪) | 23.8万/坪 (81.7坪) |
| 狭間駅 | 35.8万/坪 (36.3坪) | - | - |
| 高尾駅 | 44.4万/坪 (64.7坪) | 35.0万/坪 (50.5坪) | 38.7万/坪 (57.1坪) |
| 高尾山口駅 | - | - | 15.6万/坪 (103坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高尾駅 44.4 万/坪(昨年同期比 +27.1 ％)
高尾駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.4万円/坪(13.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて +27.1％( +9.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2018年)に比べて -20.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 64.7 坪 (昨年 50.5 坪から +28.0 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2018年 24.2 分 → 2019年 27.8 分、+14.7 ％と増加)
北野駅 17.0 万/坪(昨年同期比 -58.1 ％)
北野駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 17.0万円/坪(5.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2018年)に比べて -58.1％( -23.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2018年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 88.9 坪から -37.0 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2018年 38.2 分 → 2019年 24.0 分、-37.3 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示