【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の京王相模原線 (調布駅～多摩境駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 82.7万円/坪(25.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +12.9％( +9.5万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -62.5％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.5 坪 (昨年 51.5 坪から +15.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。稲城駅、南大沢駅、多摩境駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは稲城駅で昨年に比べ +63.0 ％、坪単価は 71.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(稲城駅)は +63.0 ％(坪単価 +27.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(調布駅)は +3.6 ％(坪単価 +4.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.4 分 → 2024年 12.5 分、-32.0 ％と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.6％( +4.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった南大沢駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.2万円/坪(17.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +24.9％( +11.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 京王相模原線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 調布駅 | 129万/坪 (31.8坪) | 125万/坪 (73.2坪) | 167万/坪 (36.3坪) |
| 京王多摩川駅 | - | 60.8万/坪 (29.5坪) | 101万/坪 (14.6坪) |
| 京王よみうりランド駅 | 106万/坪 (57.5坪) | - | 70.1万/坪 (78.7坪) |
| 稲城駅 | 71.9万/坪 (34.8坪) | 44.1万/坪 (13.6坪) | 73.0万/坪 (144坪) |
| 京王永山駅 | - | 101万/坪 (57.5坪) | 45.2万/坪 (157坪) |
| 京王多摩センター駅 | - | - | 81.4万/坪 (393坪) |
| 京王堀之内駅 | - | - | 79.3万/坪 (121坪) |
| 南大沢駅 | 58.2万/坪 (75.6坪) | 46.6万/坪 (66.6坪) | 56.9万/坪 (46.9坪) |
| 多摩境駅 | 65.4万/坪 (78.7坪) | 46.4万/坪 (74.1坪) | 19.9万/坪 (165坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
稲城駅 71.9 万/坪(昨年同期比 +63.0 ％)
稲城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.9万円/坪(21.7万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +63.0％( +27.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 34.8 坪 (昨年 13.6 坪から +155.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 9.0 分、-50.0 ％と大きく減少)
調布駅 129.1 万/坪(昨年同期比 +3.6 ％)
調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 129万円/坪(39.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.6％( +4.4万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 31.8 坪 (昨年 73.2 坪から -56.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 24.2 分 → 2024年 19.0 分、-21.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示