【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の京王相模原線 (調布駅～多摩境駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 87.2万円/坪(26.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +6.5％( +5.3万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 11 件(１年前(2022年)に比べて -26.7％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 54.7 坪 (昨年 100.3 坪から -45.5 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。京王堀之内駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは京王堀之内駅で昨年に比べ +26.0 ％、坪単価は 71.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(京王堀之内駅)は +26.0 ％(坪単価 +14.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(京王永山駅)は -29.3 ％(坪単価 -23.7 万円/坪)の下落。
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった調布駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 136万円/坪(41.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +17.3％( +20.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて -40.0％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった京王永山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -29.3％( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京王相模原線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 調布駅 | 136万/坪 (34.3坪) | 116万/坪 (43.6坪) | 133万/坪 (36.0坪) |
| 京王多摩川駅 | 73.9万/坪 (25.7坪) | - | - |
| 京王よみうりランド駅 | - | - | - |
| 稲城駅 | 70.1万/坪 (75.6坪) | - | 24.5万/坪 (81.7坪) |
| 京王永山駅 | 57.0万/坪 (43.9坪) | 80.7万/坪 (127坪) | 50.3万/坪 (69.6坪) |
| 京王多摩センター駅 | - | 84.3万/坪 (116坪) | - |
| 京王堀之内駅 | 71.2万/坪 (77.9坪) | 56.5万/坪 (57.0坪) | 67.3万/坪 (52.2坪) |
| 南大沢駅 | - | 8.5万/坪 (48.4坪) | 19.0万/坪 (129坪) |
| 多摩境駅 | 66.1万/坪 (46.9坪) | - | 46.4万/坪 (44.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
京王堀之内駅 71.2 万/坪(昨年同期比 +26.0 ％)
京王堀之内駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 71.2万円/坪(21.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +26.0％( +14.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 77.9 坪 (昨年 57.0 坪から +36.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 20.7 分 → 2023年 15.0 分、-27.4 ％と大きく減少)
京王永山駅 57.0 万/坪(昨年同期比 -29.3 ％)
京王永山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.0万円/坪(17.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -29.3％( -23.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 127.1 坪から -65.5 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.3 分 → 2023年 26.0 分、+129.4 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示