【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜6月期の京王新線 (初台駅~笹塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 328万円/坪(99.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -6.8%( -23.8万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて -85.2%( -23件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 25.0 坪 (昨年 31.0 坪から -19.4 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。笹塚駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは笹塚駅で昨年に比べ +13.6 %、坪単価は 359 万円/坪となった。
上位 1 駅(笹塚駅)は +13.6 %(坪単価 +42.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(幡ケ谷駅)は -34.8 %(坪単価 -126.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 % → 2024年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 7.9 分 → 2024年 9.0 分、+14.6 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 359万円/坪(108万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +13.6%( +42.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった幡ケ谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 236万円/坪(71.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -34.8%( -126.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
京王新線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
初台駅 | - | 368万/坪 (31.3坪) | 338万/坪 (31.8坪) |
幡ケ谷駅 | 236万/坪 (21.2坪) | 362万/坪 (29.1坪) | 325万/坪 (28.7坪) |
笹塚駅 | 359万/坪 (26.2坪) | 316万/坪 (34.1坪) | 371万/坪 (42.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
笹塚駅 358.6 万/坪(昨年同期比 +13.6 %)
笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 359万円/坪(108万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +13.6%( +42.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -57.1%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 26.2 坪 (昨年 34.1 坪から -23.2 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 14.3 % → 2024年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.6 分 → 2024年 8.0 分、+21.7 %と大きく増加)
幡ケ谷駅 236.1 万/坪(昨年同期比 -34.8 %)
幡ケ谷駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 236万円/坪(71.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -34.8%( -126.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 21.2 坪 (昨年 29.1 坪から -27.2 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 8.7 分 → 2024年 12.0 分、+38.1 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示