【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜3月期の京王新線 (初台駅～笹塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 347万円/坪(105万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +4.0％( +13.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 8 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 30.6 坪 (昨年 30.4 坪から +0.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。初台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは初台駅で昨年に比べ +43.7 ％、坪単価は 387 万円/坪となった。
上位 1 駅(初台駅)は +43.7 ％(坪単価 +117.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(笹塚駅)は -11.0 ％(坪単価 -38.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 12.5 ％ → 2023年 25.0 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった初台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 387万円/坪(117万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +43.7％( +117.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 310万円/坪(93.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -11.0％( -38.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 京王新線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 初台駅 | 387万/坪 (24.2坪) | 269万/坪 (18.9坪) | 118万/坪 (13.6坪) |
| 幡ケ谷駅 | 331万/坪 (27.7坪) | 362万/坪 (35.3坪) | 384万/坪 (46.9坪) |
| 笹塚駅 | 310万/坪 (44.6坪) | 348万/坪 (33.3坪) | 150万/坪 (16.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
初台駅 387.1 万/坪(昨年同期比 +43.7 ％)
初台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 387万円/坪(117万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて +43.7％( +117.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2022年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 24.2 坪 (昨年 18.9 坪から +28.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.0 分 → 2023年 6.3 分、-20.8 ％と大きく減少)
笹塚駅 310.2 万/坪(昨年同期比 -11.0 ％)
笹塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 310万円/坪(93.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2022年)に比べて -11.0％( -38.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(１年前(2022年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 44.6 坪 (昨年 33.3 坪から +34.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 8.7 分 → 2023年 5.5 分、-36.5 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示