【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年1月〜12月期の都電荒川線 (三ノ輪橋駅~早稲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 260万円/坪(78.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +38.7%( +72.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 48 件(1年前(2022年)に比べて +17.1%( +7件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 51.0 坪 (昨年 29.0 坪から +76.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。早稲田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは梶原駅で昨年に比べ +190.6 %、坪単価は 481 万円/坪となった。
上位 2 駅(梶原駅、早稲田駅)は +128.4 %(坪単価 +263.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(荒川一中前駅、荒川二丁目駅)は -52.2 %(坪単価 -103.4 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 58.5 % → 2023年 52.1 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早稲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 531万円/坪(161万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +66.3%( +211.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて +233.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった荒川一中前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.0万円/坪(23.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -56.9%( -100.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
都電荒川線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
三ノ輪橋駅 | - | - | - |
荒川一中前駅 | 76.0万/坪 (30.3坪) | 176万/坪 (22.7坪) | - |
荒川区役所前駅 | 127万/坪 (48.9坪) | - | 155万/坪 (33.3坪) |
荒川二丁目駅 | 118万/坪 (130坪) | 224万/坪 (38.6坪) | 173万/坪 (31.0坪) |
荒川七丁目駅 | - | - | - |
町屋駅前駅 | - | - | - |
町屋二丁目駅 | - | 166万/坪 (27.7坪) | 172万/坪 (20.7坪) |
東尾久三丁目駅 | 174万/坪 (46.4坪) | 259万/坪 (18.2坪) | 117万/坪 (21.9坪) |
熊野前駅 | 178万/坪 (34.3坪) | 194万/坪 (14.5坪) | 112万/坪 (44.9坪) |
宮ノ前駅 | 175万/坪 (108坪) | 151万/坪 (37.6坪) | 178万/坪 (28.7坪) |
小台駅 | 112万/坪 (76.4坪) | 178万/坪 (35.0坪) | 118万/坪 (45.4坪) |
荒川遊園地前駅 | - | 99.5万/坪 (15.9坪) | 59.9万/坪 (50.7坪) |
荒川車庫前駅 | 162万/坪 (13.6坪) | 264万/坪 (15.1坪) | 209万/坪 (28.7坪) |
梶原駅 | 481万/坪 (19.2坪) | 166万/坪 (42.4坪) | 164万/坪 (31.8坪) |
栄町駅 | 131万/坪 (72.6坪) | 169万/坪 (13.6坪) | - |
飛鳥山駅 | 143万/坪 (27.2坪) | - | 156万/坪 (28.7坪) |
滝野川一丁目駅 | 294万/坪 (37.8坪) | - | 222万/坪 (25.7坪) |
西ケ原四丁目駅 | 249万/坪 (28.0坪) | - | 152万/坪 (207坪) |
新庚申塚駅 | - | - | - |
庚申塚駅 | - | - | - |
巣鴨新田駅 | - | - | - |
向原駅 | - | - | - |
東池袋四丁目駅 | - | - | - |
都電雑司ケ谷駅 | - | - | - |
鬼子母神前駅 | - | - | - |
学習院下駅 | - | - | - |
面影橋駅 | - | - | - |
早稲田駅 | 531万/坪 (26.5坪) | 319万/坪 (19.2坪) | 284万/坪 (24.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
梶原駅 481.2 万/坪(昨年同期比 +190.6 %)
梶原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 481万円/坪(146万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +190.6%( +315.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 19.2 坪 (昨年 42.4 坪から -54.8 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.0 分 → 2023年 4.3 分、+44.4 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 66.7 % → 2023年 33.3 %)
早稲田駅 531.3 万/坪(昨年同期比 +66.3 %)
早稲田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 531万円/坪(161万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +66.3%( +211.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて +233.3%( +7件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 26.5 坪 (昨年 19.2 坪から +38.2 %増)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 30.0 %)
荒川一中前駅 76.0 万/坪(昨年同期比 -56.9 %)
荒川一中前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 76.0万円/坪(23.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -56.9%( -100.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 22.7 坪から +33.3 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 3.0 分 → 2023年 2.0 分、-33.3 %と大きく減少)
荒川二丁目駅 118.0 万/坪(昨年同期比 -47.4 %)
荒川二丁目駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 118万円/坪(35.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -47.4%( -106.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 129.7 坪 (昨年 38.6 坪から +236.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 2.2 分 → 2023年 8.2 分、+266.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 25.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示