【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期のJR飯田線 (豊橋駅~東栄駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +14.2%( +2.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 44 件(1年前(2023年)に比べて -51.6%( -47件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 112.4 坪 (昨年 127.0 坪から -11.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。ほとんどの駅において下落した。新城駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三河一宮駅で昨年に比べ +126.2 %、坪単価は 29.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(三河一宮駅、新城駅)は +74.7 %(坪単価 +9.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(大海駅、本長篠駅)は -92.8 %(坪単価 -4.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.5 % → 2024年 6.8 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 32.6 分 → 2024年 36.1 分、+10.7 %と増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった豊橋駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.8万円/坪(9.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +16.3%( +4.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 29 件(1年前(2023年)に比べて -43.1%( -22件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.6%( -4.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR飯田線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
豊橋駅 | 29.8万/坪 (104坪) | 25.6万/坪 (130坪) | 27.4万/坪 (125坪) |
船町駅 | - | 36.7万/坪 (54.5坪) | - |
下地駅 | - | 9.1万/坪 (93.8坪) | 0.4万/坪 (197坪) |
小坂井駅 | - | 4.1万/坪 (19.7坪) | - |
牛久保駅 | - | 30.2万/坪 (23.4坪) | 32.0万/坪 (51.4坪) |
豊川駅 | 18.0万/坪 (117坪) | 24.1万/坪 (94.4坪) | 21.8万/坪 (77.4坪) |
三河一宮駅 | 29.5万/坪 (112坪) | 13.0万/坪 (145坪) | 19.3万/坪 (56.0坪) |
長山駅 | - | 0.08万/坪 (393坪) | 0.8万/坪 (200坪) |
江島駅 | - | - | - |
東上駅 | - | - | 5.3万/坪 (154坪) |
野田城駅 | 0.7万/坪 (226坪) | 2.0万/坪 (178坪) | - |
新城駅 | 8.8万/坪 (32.5坪) | 7.2万/坪 (69.6坪) | 9.7万/坪 (19.7坪) |
東新町駅 | - | 6.6万/坪 (45.4坪) | 14.0万/坪 (63.5坪) |
茶臼山駅 | - | - | - |
三河東郷駅 | - | - | - |
大海駅 | 0.02万/坪 (290坪) | 4.1万/坪 (269坪) | - |
鳥居駅 | - | - | - |
長篠城駅 | 6.2万/坪 (25.7坪) | - | - |
本長篠駅 | 0.6万/坪 (57.5坪) | 4.5万/坪 (90.8坪) | - |
三河大野駅 | - | 3.3万/坪 (90.8坪) | - |
湯谷温泉駅 | - | - | - |
三河槙原駅 | - | 2.7万/坪 (139坪) | - |
柿平駅 | - | - | - |
三河川合駅 | - | - | - |
池場駅 | - | - | - |
東栄駅 | - | - | 1.7万/坪 (424坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三河一宮駅 29.5 万/坪(昨年同期比 +126.2 %)
三河一宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 29.5万円/坪(8.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +126.2%( +16.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 144.9 坪から -22.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 19.7 分 → 2024年 6.0 分、-69.5 %と大きく減少)
新城駅 8.8 万/坪(昨年同期比 +23.1 %)
新城駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +23.1%( +1.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 32.5 坪 (昨年 69.6 坪から -53.3 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 63.5 分 → 2024年 7.5 分、-88.2 %と大きく減少)
大海駅 0.0 万/坪(昨年同期比 -99.6 %)
大海駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.02万円/坪(0.01万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.6%( -4.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 290.4 坪 (昨年 269.2 坪から +7.9 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.0 分 → 2024年 120.0 分、+1100.0 %と大きく増加)
本長篠駅 0.6 万/坪(昨年同期比 -86.0 %)
本長篠駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.6万円/坪(0.19万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -86.0%( -3.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -33.3%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 57.5 坪 (昨年 90.8 坪から -36.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 120.0 分 → 2024年 105.0 分、-12.5 %と減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示