【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の豊橋鉄道渥美線 (柳生橋駅～三河田原駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -19.5％( -4.4万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 98 件(１年前(2023年)に比べて -38.8％( -62件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 135.1 坪 (昨年 114.9 坪から +17.6 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。ほとんどの駅において下落した。芦原駅、大清水駅、老津駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは老津駅で昨年に比べ +69.0 ％、坪単価は 8.5 万円/坪となった。
上位 2 駅(老津駅、芦原駅)は +60.3 ％(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(やぐま台駅、向ケ丘駅)は -79.4 ％(坪単価 -7.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 10.0 ％ → 2024年 11.2 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 27.0 分 → 2024年 35.2 分、+30.3 ％と大きく増加)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった植田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 42.5万円/坪(12.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -29.9％( -18.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 11 件(１年前(2023年)に比べて -15.4％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となったやぐま台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.17万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -97.0％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 豊橋鉄道渥美線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 柳生橋駅 | - | 19.4万/坪 (44.9坪) | 24.3万/坪 (151坪) |
| 小池駅 | 19.4万/坪 (124坪) | 31.1万/坪 (79.9坪) | 25.5万/坪 (86.4坪) |
| 愛知大学前駅 | - | 37.0万/坪 (44.6坪) | 33.0万/坪 (63.9坪) |
| 南栄駅 | 28.8万/坪 (61.6坪) | 37.2万/坪 (76.7坪) | 29.1万/坪 (118坪) |
| 高師駅 | 27.3万/坪 (106坪) | 26.2万/坪 (84.4坪) | 24.7万/坪 (128坪) |
| 芦原駅 | 30.9万/坪 (45.4坪) | 20.4万/坪 (278坪) | 4.9万/坪 (42.9坪) |
| 植田駅 | 42.5万/坪 (107坪) | 60.6万/坪 (138坪) | 45.2万/坪 (84.0坪) |
| 向ケ丘駅 | 6.3万/坪 (292坪) | 16.5万/坪 (83.6坪) | 21.8万/坪 (82.4坪) |
| 大清水駅 | 25.9万/坪 (143坪) | 19.8万/坪 (110坪) | 16.4万/坪 (86.6坪) |
| 老津駅 | 8.5万/坪 (189坪) | 5.0万/坪 (111坪) | 8.5万/坪 (203坪) |
| 杉山駅 | - | 0.4万/坪 (256坪) | 5.6万/坪 (115坪) |
| やぐま台駅 | 0.17万/坪 (296坪) | 5.7万/坪 (185坪) | 4.7万/坪 (121坪) |
| 豊島駅 | 1.3万/坪 (260坪) | 1.4万/坪 (154坪) | 25.2万/坪 (63.5坪) |
| 神戸駅 | 12.4万/坪 (128坪) | 11.6万/坪 (169坪) | 14.3万/坪 (250坪) |
| 三河田原駅 | 9.2万/坪 (140坪) | 10.8万/坪 (134坪) | 10.3万/坪 (113坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
老津駅 8.5 万/坪(昨年同期比 +69.0 ％)
老津駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +69.0％( +3.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 189.3 坪 (昨年 110.6 坪から +71.1 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 14.6 分 → 2024年 16.9 分、+15.7 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 28.6 ％ → 2024年 14.3 ％)
芦原駅 30.9 万/坪(昨年同期比 +51.6 ％)
芦原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +51.6％( +10.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 45.4 坪 (昨年 277.5 坪から -83.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 6.5 分 → 2024年 4.0 分、-38.5 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
やぐま台駅 0.2 万/坪(昨年同期比 -97.0 ％)
やぐま台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.17万円/坪(0.05万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -97.0％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -60.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 296.5 坪 (昨年 185.1 坪から +60.1 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 15.6 分 → 2024年 12.0 分、-23.1 ％と大きく減少)
向ケ丘駅 6.3 万/坪(昨年同期比 -61.7 ％)
向ケ丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.3万円/坪(1.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -61.7％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 291.9 坪 (昨年 83.6 坪から +249.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 7.2 分 → 2024年 13.5 分、+86.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示